ローソク足(ローソクチャート)

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日本の証券会社やFX企業が提供している「チャート」は、大抵、「ローソク足」を使っています。

こういった図表のことですね。
1日の値動きを1本のローソク足で表したものを「日足」、1週間であれば「週足」、1分であれば「1分足」と呼びます。

以下、「日足」で説明します。 (日足以外でも見方は同じです)

1日の最初に付いた価格を「始値(はじめね)」、1日の最後に付いた価格を「終値(おわりね)」と言い、
最も高く付いた価格を「最高値(さいたかね)」、最も安く付いた価格を「最安値(さいやすね)」と言います。

この4つの値を使って「ローソク足」を書きます。
「始値」より「終値」の方が高い時(つまり、値上がりしている時)は、「始値」より「終値」の方が上になります。
これを「陽線」と呼び、一般的に白い四角(白いローソク)で表現します。

<陽線のローソク足>

逆に「始値」より「終値」の方が安い時(つまり、値下がりしている時)は「陰線」と呼び、黒い四角(黒いローソク)で表現します。
<陰線のローソク足>

ローソク足の意味が分かれば1日のおおよその値動きがわかります。
足が長くなれば「大きく値動きした」事になり、短ければ「小さい値動きになった」事になります。
また、上の線(上ヒゲと呼びます)が長ければ「一時的に値上がりしたが売りが強く、押し戻されて下落した」と判断できますし、下の線(下ヒゲ)が長ければ「一時的に値下がりしたが買いが強く、押し戻されて上昇した」と判断できます。

また、1本のローソク足だけでなくローソク足を時系列で並べることで「今、どういう動きをしているのか」がローソク足から分かります。
最初の図(ポンド/円の日足チャート)に戻ると・・・

どんどん上昇してきましたが、2月22日に直近最高値135.56円を付けた後は下落、2月25日に安値131.09円を付けてから再度上昇している事がローソク足(ローソクチャート)から見て取れます。

以上が、ローソク足の見方の基本になります。

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