MACD

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MACD(Moving Average Convergence Divergence)とは3種類の指数移動平均(EMA)を組み合わせてトレンドの方向をみる為の分析手法。
※ マックディーと読む。


【計算式】

3本の指数移動平均(EMA)を組み合わせて使用するため、3つの期間を決める。
通常、9、12、26を用いる。(5、7、34という使い方もある)

MACDライン = 12日EMA – 26日EMA
シグナルライン = 9日EMA


<MACDを使用したテクニカル分析>
(1) MACDがシグナルを下から上へ抜けると買いシグナル
(2) MACDがシグナルを上から下へ抜けると売りシグナル
(3) MACDがゼロを下から上へ抜けると買いシグナル
(4) MACDがゼロを上から下へ抜けると売りシグナル

基本的な使い方は、これだけである。

<MACDの長所と短所>

赤いラインがMACDライン、青いラインがシグナルラインである。

(1) の売りシグナル、(2)の買いシグナル、両方とも単純移動平均よりも早くシグナルが出ている。
大きなトレンドが発生した際にはMACDの方が早く動き、相場転換した際にはMACDの方が早く手仕舞いできる。

(1) 買いシグナルは単純移動平均のゴールデンクロスとMACDの買いシグナルが同時に発生(強い買いシグナル)
(2) 価格は上昇し続け、単純移動平均のシグナルは発生していない
(3) MACDは横ばい状態で買いシグナルと売りシグナルを頻発(ダマシ発生)

ゆっくり上げる(または下げる)相場あるいは、方向感の無い相場では、MACDのシグナルはダマシが増える。
ラインが横ばい状態になっている場合には特に頻発しやすいので注意が必要。

この場合、MACDではうまくいかないが、ボリンジャーバンドではうまくいく。
※ボリンジャーバンドのバンドウォークを参照

方向感が無い場合には方向感の無い時に力の発揮する分析手法を用いる事で有利なトレードを行う事ができる。

また、MACDとシグナルの乖離を使う「MACDヒストグラム」というものがあるが、こちらについては投資苑に詳しく書かれているので、投資苑を参考にして頂きたい。
(MACDの動きをより早く捉えることができる)

<参考書籍> 投資苑

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