スクイーズの検証

FX検証記事
スポンサーリンク

今日は「フルタイムトレーダー完全マニュアル」に記載されている「スクイーズ」の検証をします。

スクイーズとは

フルタイムトレーダー完全マニュアル」に記載されているスクイーズのルールは「ボリンジャーバンド」が「ケルトナーチャネル」より広がった時に「モメンタム」の方向(*1)に仕掛ける‥とあります。

(*1)0より大きければ買い、0より小さければ売り。MT4の場合は0ではなく100が基準。

SqueezeDesc

白いバンドがケルトナーチャネル、緑のバンドがボリンジャーバンドです。

このようにボリンジャーバンドがケルトナーチャネルより大きくなった場合には買いを仕掛ければよいということです。

これは「ボリンジャーバンドが広がり始めたらトレンドの開始とみなす」ことに意味があります。(広がりはじめたかどうかを確認するために比較的幅の安定しているケルトナーチャネルを使用しているのでしょう)

<検証結果> ユーロ/米ドル 日足 2006/1/1~2012/1/1

SqueezeEURUSD1D

これは・・・よくないですね・・・。

トレード回数が少ないので1時間足でも試してみました。

SqueezeEURUSD1h

これもよくないです。何かフィルタを入れる事で良くなる可能性はありますが・・・。

SqueezeFailPattern1

この様に一旦バンドを押し上げて下落するパターンが・・・

SqueezeFailPatter2

結構多いです・・・。

これをうまく排除できると良いのですが、私にはその方法が思いつきませんでした。(ケルトナーチャネルを広げるとダマシを防げますが、その代償に利益が少なくなり、トレード回数も大幅に減少します。)

ユーロ/米ドルで見る限りでは優れたシステムとも思えないのでスクイーズの検証はこれで終了します。

次回は「ボックスプレー」です。これは単なるラインブレイクシステムなのでそれなりに上手くのではないかと思っているのですが、ラインブレイクをプログラムでどのように検知するかが難しいかもしれません‥。

フルタイムトレーダー完全マニュアル その他手法

スキャルパープレーの検証

ボックスプレーの検証

ホープ・アンド・ロープ・プレーの検証

その他書籍の手法

ラリーウィリアムズの短期売買法

究極のトレーディングガイド

売買システム入門「相場金融工学の考え方→作り方→評価法」

コメント

タイトルとURLをコピーしました