バイナリーオプションの効果的な使い方

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 主なバイナリーオプションの使い方

1.上がるか下がるか予想し、予想した方向に賭ける

2.FXのリスクヘッジとして使う

3.イベントを利用して両建てする

僕が考えた(あるいは調べた)使い方はこの3種類です。

この3つのうち、2.と3.を解説していきます。

(1.については説明するまでも無いと思いますので今回は解説しません)

バイナリーオプションの種類

1.HIGH/LOW:価格が上がっているか、下がっているか

2.ワンタッチ :ある期間中に指定価格に達したかどうか

3.レンジ取引(ラダー):決められた時刻に指定のレンジ内に価格が入ってるかどうか

今回は2.のワンタッチを利用していきます。

1.と3.は「リスクヘッジ」や「イベントの両建て」では少々使いづらいと感じましたので・・・(使い方を工夫すれば使えると思いますので、ワンタッチでなければならない、ということではありません。)

リスクヘッジとして利用する

ワンタッチオプションでFXのリスクヘッジを行う方法を解説します。

たとえば、FXで米ドル/円を77.5円で売り、77.8円にストップを置いたとします。

この場合、ワンタッチオプションを77.8円で買っておきます。

これで「FXの損失確定と同時にワンタッチオプションの利益確定」となります。

※「ワンタッチオプションの期限内であれば」という前提があるので期限は貴方のトレード期間にあわせて購入してください。

このとき、購入額は必ず「FXの利益>ワンタッチオプションの損失」とします。あくまでも「予想外に動いた場合の損失補填」として利用するようにしましょう。

※上記の方法でなければならないということではありません。あくまでも一例です。

イベントを利用して両建てする

FXでは大きく動きやすいイベントがあります。米国雇用統計やFOMC、ECBの発表・・・などです。

このようなイベントでは両建てで利益を出すことが可能です。

たとえば、米国雇用統計発表前(購入時)の米ドル/円のレートが78.2円だったとします。

この場合、78.7円のワンタッチオプションと77.7円のワンタッチオプションを買っておきます。

これで「0.5円どちらかに一瞬でも動けば利益確定」できます。(一時的に上がるか下がれば良いのでワンタッチと相性がよいのです)

幅(今回の例では0.5円という価格帯)が狭すぎると利益が出ず、幅が広すぎるとタッチしない可能性が高くなっていきます。(どちらにもタッチしない場合、両方損失になります・・・)

★今週木曜日の米国新規失業保険申請件数の発表では米ドル/円でこんな感じになりました。

onetouch

79.40にタッチ。79.50はタッチしませんでしたが利益が出ていたので利益確定しました。

78.80、78.70は遠すぎましたかね・・・それでも、予想外に悪い結果が出ていればタッチしたかもしれません。

※このオプションの場合、「ワンタッチしないことを予想する(売る)」こともできますので、「動かないことを予想する」という使い方もできます。

ワンタッチを提供している企業

ワンタッチを提供している企業は(日本では)少ないようです。

IGマーケッツ証券は短期の使用に向いています。短期トレードのリスクヘッジやイベント利用ならこちらで。株式指数などでもできます。

KakakuFXは最短で1日、最長で6ヶ月間の期間指定が可能です。中長期トレーダーのリスクヘッジに使いやすいでしょう。

FXプライムは残念ながら圏外。(1週間しか選べず、通貨ペアもUSD/JPYしかありません)

24Optionなどの海外バイナリーオプション業者はオプションの種類や通貨ペアも豊富です。(英語ですが・・・ちょっと頑張れば口座開設できると思います)

 →24Optionは日本在住者の口座開設はできなくなったそうです。

  Ybinaryという業者が代わりの業者になるようです。

まとめ

リスクヘッジとして利用する場合も、イベントを利用する場合も、綿密に損益を計算した上で実施しなければ効果的に利用することはできません。

それは簡単なことではありませんが・・・・うまく利用することができればリスクを軽減し、利益の増大に役立ってくれることでしょう。

リスクを軽減する方法の1つとして、また、利益を得るための方法の1つとして皆様のトレード戦略に「オプショントレード」を加えてみてはいかがでしょうか。

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