ScalTradeAssistPro発売!自動トレイリング/ライントレードなど機能満載【MT4トレード補助ツール】
MT4トレード補助ツール「ScalTradeAssistPro」とは
「狭すぎて(近すぎて)業者の制限でストップが置けない」「指定した価格に到達した場合、すぐに損切り、利食いしたい」 そんなスキャルピングトレーダー様に便利な「擬似ストップ/リミット」機能を実現したScalTradeAssistに「狭いトレイリングストップ」や「狭いブレイクイーブン」、さらに「自動的にライン付近に指値や逆指値を設置する」機能を搭載したのがこのScalTradeAssistProです。
それ以外にも多数の機能があります。
ScalTradeAssistProの機能は以下のとおりです。
- 擬似ストップ機能(ストップ/リミットに達した場合に成行で決済)
- 自動ロット計算機能
- 自動ドテン機能
- スプレッド制御機能
- スリッページ表示機能
- メッセージ表示機能(エラー含む)
- ワンクリック発注(成行)
- ワンクリック決済(決済対象指定可能)
- 発注時にマジックナンバーを付加
- ボタンの位置・色など全てパラメータで制御可能
- チャートに集中したいときに「非表示」ボタンを押すと非表示にできる
- 現在のスプレッドをpipsで表示(リアルタイム)
- 保有ロット数と平均取得価格の表示
- トレーリングストップ機能
- ブレイクイーブン機能
- ライントレード機能
- 秒足チャート連動機能(本ソフト付属の秒足チャート インディケーターのみ)
- EAやMT4のワンクリックトレードで発注したポジションの制御
- 分割決済機能
- 遅延(ディレイ)発注機能(足が確定するまで待ってから発注する)
※太字はProにて追加された機能です
説明・解説動画
ScalTradeAssistProの機能の一部をライントレードを中心に解説しております。
擬似ストップロス&リミット機能
上図の下の赤いラインがストップロス、上の青いラインがリミットになります。
ラインをマウスで動かすことも可能です。(近くにサポレジがあれば、その付近に変更するのも良いと思います)
※買いの場合にはBid、売りの場合にはAskがラインの基準値となります。
自動ロット計算機能(複利計算)
1回のトレードで何倍までレバレッジを掛けるか設定できます。
自己資金が増えるとロットが自動的に増加し(複利計算)、資金が減るとロットが自動的に減少します。
資金管理の一助になると思います。
※自動計算が有効になっている場合には、手動でロット変更することはできません。(無効にする必要があります)
※設定レバレッジは「概算」です。デモ口座等で設定されるロットをご確認の上、ご利用ください。
自動ドテン機能
「ストップロスされた場合、素早くドテンする機能があるとうれしい」とのことでした。
ドテンモード(SAR MODE)をON(True)にしておくと、ストップに到達した場合や「CLOSE SELL」「CLOSE BUY」ボタンクリック時に自動的にドテンします。
(※リミットに到達した場合や、「CLOSE ALL」ボタンクリック時はドテンしません)
画面上にSAR(StopAndReverse)ボタンが表示されていて、クリックでON/OFFできますので必要なときにONしておきます。
※ON/OFFはボタンの色で判断できます。色はパラメーターで変更可能です。
ドテンON(Gold)
ドテンOFF(Black)
既定ではStopLossになった場合のみドテンするようになっていますが、TakeProftでもドテンするようにすることができます。
擬似指値・逆指値注文機能
擬似ストップロス機能のような機能をエントリーでも使いたいというご要望で開発した機能です。
MT4で逆指値注文する場合、チャート上で右クリック→注文発注→逆指値買い(売り)という手順が最も早いと思いますが、このツールでは逆指値したい方向のボタンを押すだけになります。
例えば逆指値の買いをしたい場合には「Buy Stop」をクリックします。
水色のラインが表示されます。このラインはマウスで上下することもできます。
成行で注文を出すため、「近すぎて発注できない」ということはありません。どんなに近くても大丈夫です。
なお、ラインが不要になった場合は、もう一度クリックするだけでラインが消えます。
売りも同様です。
「Sell Stop」をクリックするとピンクのラインが表示され、このピンクのラインにBidが到達すると売り注文を出します。
この状態で「レンジブレイク」を待つも良さそうですね。
以上が逆指値の設定です。
次に指値の場合ですが、これも逆指値と同様の操作になります。
指値の買いは青いライン、売りは茶色(チョコレート)のラインが表示されます。
逆指値と指値の両方を表示することもできます。(買いだけ、売りだけ、ということも可能です)
ちなみに、MT4の逆指値を使った場合、注文した後に不慮の事故(パソコンの故障等)で操作不能になると注文した状態で放置されることになります。
しかし、このツールの場合、業者への注文はしていないので不慮の事故などで操作不能に陥った場合には注文されません。つまり、これでリスクを1つ減らすことができます。
(代替パソコンがあるなど、他の操作方法がある場合には命取りにはならないので気にすることではないかもしれませんが、世の中何が起こるかわかりません…!)
逆指値・指値の連続発注
指値や逆指値で注文した後、「注文価格からプロパティで指定した間隔」で再度ラインが表示されます。
ですので、例えば上昇トレンド中に「逆指値の買いライン」を出しておくと、一定間隔で買い続けてくれます。(ピラミッティングしてくれます)
利食いは設定したStopLossやTakeProfitで実行されますが、あえてこれは使わずAutoOrderModifyEA Pro(あるいはAutoOrderModifyPro)の「複数ポジション合算機能」を使ってトレイリングしながら利益を伸ばすことも可能です。
※ScalTradeAssistProのStopLossとTakeProfitを停止することはできませんので、StopLossやTakeProfitを大きな値(例えば100pips等)にしておく必要があります。
また、指値の場合には「一定間隔で買い上がる(売り下がる)」ことでナンピントレードすることもできます。
※ロット制限機能について
保有ポジションがMaxLotsに指定した値を超えるようなポジションは持てないようにする設定です。既定値は99.0Lotsになっています。
連続発注使用時に離席する時などに「想定した以上に保有してしまった」という問題を回避する、あるいは、指定したロット以上には保有しないようにしたい(ルールの厳守)といった際に使用して下さい。
スプレッド制限機能
最大スプレッド制限機能を追加しました。通常通り成行で発注する場合にはご自身の目で確認して発注できますが、擬似指値/逆指値の場合、注文されるまで待機することになりますので、「発注する瞬間のスプレッドは確認できない可能性がある」ためです。
許容可能なスプレッドをパラメーターに指定しておくだけで、許容外のスプレッドでの注文を防ぐことができます。
※規定値は5.0(pips)にしています。業者や通貨ペア毎に適宜設定してください。
急騰/急落対策
擬似指値/逆指値中に急騰や急落した場合に、「指定した価格と乖離した価格で発注してしまう」恐れがあります。
(プログラムはラインを超えたかどうかだけを見ていますので、急騰や急落で一気に価格が動いた場合、ラインから乖離した価格で発注してしまいます。)
そこで、「大きく乖離している場合には注文しない」ようにするパラメーター設定があります。
※規定値は10.0(pips)にしています。環境に合わせて適宜設定してください。
スリッページ表示
発注した価格と約定した価格に乖離がある場合、メッセージを表示します。
オープンとクローズの両方でチェックします。
※制限する場合にはパラメーター「Slippage」に設定します。ただし、インターバンク直結(NDD)方式の場合にはSlippageの設定は無効になるそうです。(MT4仕様)
メッセージ表示機能
エラーが発生した場合や、スプレッド制限で注文が無効になった場合、スリッページが発生した場合にメッセージを表示します。
メッセージ表示時間はパラメーターで設定可能。規定値は60(秒)です。
※メッセージを見落とした場合「エキスパートタブ」で確認できます。
平均取得価格・平均Pips・保有ロット数表示機能
ポジションを持つと、左上に現在保有しているポジションの平均取得価格と、合計Lot数がLong/Short別に表示されます。
[]内がPips表示、()内がLot表示です。
ワンクリック発注機能
MT4標準の「ワンクリックトレード」同様にBidとAskが表示されます。
SELLボタンかBid(価格)をクリックすると売り、BUYボタンかAsk(価格)をクリックすると買います。
発注量(ロット)はボタンの上に表示されているLots(0.10)です。こちらも変更可能となっています。(初期値はプロパティーで 指定できます)
マジックナンバーを指定して注文する場合にはボタンの上に表示されているMagic(0)を変更してください。(こちらも初期値はプロパティーで指定できます)
機能は以下の通りです。
- CLOSE SELL / CLOSE BUYクリックでポジションを一度にクローズします(1つずつポジションを閉じるモードもあります)
- 全てのポジションを決済するCLOSE ALLボタン(通貨ペア問わず全決済)
- マジックナンバー指定クローズ機能
ワンクリック決済
CLOSE SELLボタンをクリックすると、このEAを設定したチャートの通貨ペアの売りポジションを全てクローズします。 CLOSE BUYボタンをクリックすると、このEAを設定したチャートの通貨ペアの買いポジションを全てクローズします。 ただし、プロパティー「MultipleClose」をfalseに設定した場合は「新しいポジションから1つずつクローズ」となります。
ワンクリック全決済
一見、CLOSE SELLとCLOSE BUYの両方の機能を持っているように見えますが、このボタンは更に強力になっていて「EAを設定したチャートの通貨ペアに限らず全てクローズ」します。
「もう少しで経済指標発表の時間になるため、一度全部決済する」「トレード終了時間となったため、ポジションを全部決済する」と いった場合に使用します。
マジックナンバー指定クローズ機能
決済するポジションを「マジックナンバー指定」にすることができます。
この機能を使うことでワンクリック発注機能でマジックナンバーを指定し、「指定したマジックナンバーのみ」を対象にクローズする ことも可能です。
また、EAを稼動させている口座で裁量トレードを行っている場合に、誤ってEAの注文を閉じてしまうといった誤操作を防ぐ用途に使ったり、逆にEAのポジションを決済するために当機能を使うこともできます。
非表示ボタン
ボタンクリックで表示・非表示を切り替えることができるようになっています。
×ボタンをクリックすると非表示/表示が切り替わります。
×ボタンも邪魔な場合には、ドラッグアンドドロップで一時的に邪魔にならない位置に移動することもできます。
※ドラッグアンドドロップの場合はMT4を再起動すると戻ってしまいます。永続的に変更したい場合にはプロパティーで設定してく ださい。
リアルタイムスプレッド表示
現在のスプレッド(pips)をリアルタイムで表示します。
ScalTradeAssistProで追加された機能
トレイリングストップ機能
ScalTradeAssistPro単体でトレイリングストップを実現します。このトレイリングストップは疑似ストップロスのラインを動かすため、ブローカー(ストップレベル等)の制限を受けません。 どのように狭いトレイリングストップでも設定可能です。
トレイリングストップの機能は3種類あります。
1.StopLossモード
StopLossを30pipsに設定、TrailingStopを20pipsに指定した場合
→20pipsの利益が発生したら、トレイリングを開始する。
→想定どおりに動いて利益が30pipsのとき、損切りは-20pipsとなる。
2.Distanceモード
TrailingStopを20pips、トレイル幅(TrailingDistance)を30pipsにした場合
→20pipsの利益が発生したら、トレイリングを開始する。開始した瞬間、損切りは-10pipsとなる。(20pips-30pips)
→想定どおりに動いて(順行して)利益が30pipsのとき、損切りは0pips(建値)となる。(30pips-30pips)
例えば、100pipsの利益が出たときに開始して、30pipsの最低限30pipsの利益を確保する場合はTrailingStopを 100pips、TrailingDistanceを70pipsと設定します。
3.HighLowモード
「仕掛けた次の日に利益が乗っていたらストップロスを(買いの場合には)前日安値(の前後)に設定しなおす。」といったルールの場合に有効な機能です。
トレイリングの機能として開発したため、前日安値>現在のストップロスの場合のみ設定します。(前日安値の方が現在価格に近い場合のみ設定)
さらに次の日に安値が切り上がっていれば再設定されます。 上記の例では日足ですが、一分足~週足まで対応しています。 以下は1時間足で設定した例です。
仕掛けた後、利益が乗って1時間足の1本前安値にストップロスが移動しています。(122.8円前後)
さらに価格が上昇して安値が更新されたため、ストップロスも切り上がりました。(122.93円)
やや押されていますが、再上昇すれば現在の足の安値(123円前後)にストップロスが移動します。下落してストップロスラインに到達した場合には利益確定となります。
ブレイクイーブン機能
トレイリングストップ機能同様、単体でブレイクイーブン機能を実現します。
一定の含み利益が発生した際に、イーブン(損得なし)の位置にストップロスの位置を動かす機能です。
BreakEvenに10と入力し、BreakEvenProfitに1と入力すると10pipsの利益が発生した際に1pipsの利益が発生する位置にストップロスを移動します。(BreakEvenProfitにはスプレッドと手数料を含めても損が発生しない値を入力します。より多くの利益を得たい場合にはBreakEvenProfitの値を大きくしてください。)
ライントレード機能
1.ライン発注
疑似指値/逆指値のモード(VirtualMode(Stop/Limit))をLineModeにすると、チャートに描画した水平線やトレンドラインに指値 や逆指値を設置するようになります。
たとえば、下図のようなトレンドラインを引きます。
そして、このラインをブレイク(価格が上抜け)したら買いを入れたい場合、Buy Stopボタンを押すだけで自動的にライン上に逆指 値のラインを設置してくれます。
当然ながらトレンドラインのブレイク位置は時間と共に変わります。そこで、逆指値の位置も自動的に移動します。
このように、半自動システムとして使うことが可能です。今回は買いの逆指値を例にしましたが、売りはもちろん、指値を使って逆張 り(カウンター)ロジックとして機能させることもできます。
また、ラインの位置はパラメーターで調整可能です。反発を期待して「ラインの少し手前」に逆指値を置くこともできますし、逆に確実にブレイクしたことを判断するため「ラインの少し奥(遠く)」に逆指値を置くこともできます。
なお、買いと売り両方に逆指値あるいは指値を置いて「どちらか一方が約定したら、もう一方はキャンセルしたい」ということもある かと思います。そのような場合には、ScalTradeAssistProで新たに実装されたキャンセル機能(UseCancelReverseTrade)を設定してください。このパラメーターをtureにすると、どちらか一方が約定した時点で、もう一方のラインは消えます。
※発注に使うラインが指定可能となりました。発注に使用したいライン名をパラメーター(VirtualLineName(Stop/Limit))に入力してください。なお、入力したライン名を「含む」ラインを対象にします。
例)VirtualLineName(Stop/Limit)に “LineTrade”と指定した場合、ライン名が”LineTrade01”や”01LineTrade”でも対象とします。(数字などを加えることで複数のラインを対象にできます)
ライン発注の応用:時間制限付き指値・逆指値
トレンドラインが存在しない場合、自動的に指値・逆指値をキャンセルします。
そこで、以下のようにトレンドラインを引くことで「一定の時間の間だけ指値・逆指値を置く」ということができます。
水平線の場合は終端を作れませんが、トレンドラインで水平線を描画することで対応できます。
ポイント1:終端を作る場合にはトレンドラインのパラメーター「ラインを延長」のチェックを外します。
(右クリックメニューから開けます)
ポイント2:チャートの右端をシフトにすると設定しやすくなります、
MT4の上部にあるボタンを押します。
チャート上部に▽のマークが表示されますので、これをドラッグアンドドロップで好きな位置に設定してください。
(▽のマークがチャートの右端になります)
2.ライン決済
ライン決済モードをON(UseLineCloseModeTPをTrue または UseLineCloseModeSLをTrueu)にするとラインタッチで決済します。
UseLineCloseModeTPをTrueにすると疑似TakeProfitラインが直近のトレンドラインや水平線に自動的に設置され、UseLineCloseModeSLをTrueにすると疑似StopLossラインが直近のトレンドラインや水平線に自動的に設置されます。
ライン発注と同様、トレンドラインの動きに合わせてラインも移動していきます。 (UseLineCloseModeTPとUseLineCloseModeSLを同時に使用することも可能です)
また、ライン発注と同じようにラインの手前に置いたり、少し遠くに置くこともできます。
※決済に使うラインが指定可能となりました。決済に使用したいライン名をパラメーター(LineNameTPおよびLineNameSL)に入力してください。なお、入力したライン名を「含む」ラインを対象にします。
例)LineNameSLに “StopLossLine”と指定した場合、ライン名が”StopLossLine01”や”01StopLossLine”でも対象とします。
(数字などを加えることで複数のラインを対象にできます)
分割決済機能
分割決済機能(UsePartialClose)を有効(True)にすると分割決済します。
1度の疑似TakeProfitラインタッチで決済するのは分割決済割合(PartialClosePercent)で指定されたロット数です。
例えば1.0ロットで発注していて PartialClosePercentが30の場合、疑似TakeProfitラインにタッチした時点で決済されるロット数 は0.3ロットです。
決済するロット数=現在のロット数×(分割決済割合÷100)= 1.0 × (30÷100)
疑似TakeProfitラインにタッチした後は、新しい擬似TakeProfitラインが表示されます。 再度タッチした場合も同一ロット数で決済します。(例の場合、0.3)
なお、決済ロット数に満たない場合にはすべて決済します。
つまり、例の場合
0.3ロット、 0.3ロット、 0.3ロット、0.1ロットの順に四回の分割決済が実行されます。
指値・逆指値の遅延(ディレイ)発注機能
逆指値や指値に到達した瞬間に発注するのではなく、一定期間待った後に発注する機能です。
通常、逆指値と指値を指定すると「到達した瞬間」に発注してしまうため、一瞬の値動きで発注が通ってしまうことが良くあります。
このため、裁量トレードでは「足が確定するまで待ってから(それでも超えていれば)発注する」といったルールを設けている方もいらっしゃると思いますが、本機能はこれを自動化します。
遅延発注機能には2種類のモード「時間指定」と「足指定」があります。
時間指定(TimeMode)
時間指定(TimeMode)では「逆指値」や「指値」に指定した価格に現在価格が到達したら「遅延発注機能」を開始します。
遅延発注機能が開始されてからDilayTime(Second)に指定された秒数だけ「発注を遅延」させます。
DilayTime(Second)で指定された秒数が経過した後で「逆指値」や「指値」が現在価格を超えているか再度評価し、超えていた場合には「発注」します。
再評価時点で「超えていなければ」DilayWaitTime(Second)の間、ずっと評価を続けその間に超えた場合には「発注」します。
DilayWaitTime(Second)で指定された秒数が経過しても「超えていなければ」遅延発注終了です。
DilayWaitTime(Second)で指定された秒数が経過した後に超えた場合には「遅延発注処理の一番最初から開始」となります。(「初めて逆指値・指値を超えた」場合と同じ処理が実行されます)
【指値・逆指値に価格が到達→遅延発注待機→遅延発注実行→発注待機→遅延発注終了】
※青字の期間(秒数)の間のみ指値・逆指値が有効になります。
例)DilayTime(Second)に300、DilayWaitTime(Second)に60を入力した場合
※300秒=5分
- 指値・逆指値に指定した価格を現在価格が超えた場合、5分(300秒)待ちます。
- 5分経過後も「指値・逆指値」で指定した価格を超えていた場合に「発注」します。
- 5分経過後に「指値・逆指値」で指定した価格を超えていなかった場合、1分(60秒)待ちます。
- 1分(60秒)待機している間に再度価格を超えた場合には「発注」します。超えない場合には遅延発注終了です。
- 遅延発注終了後に「指値・逆指値」で指定した価格を再度超えた場合には(1)から開始します。
DilayWaitTimeに設定する値の補足ですが、上記例のように小さい数値を入力することで「一時的な価格の超過」を防ぎやすくなります。
「二度目の超過は強い(本物である可能性が高い)」と考える場合には大きめの値を入力しておくと良いでしょう。
なお、時間足を基準にした「BarMode」というモードもご用意いたしましたが、基本的にはこちらの「TimeMode」のご利用をおすすめいたします。裁量トレードでは「足が確定するまで待って発注する」というルールでも人間が判断する余地があるため問題ありませんが、自動化した場合には不都合が生じます。
たとえば1時間足でトレードしていた場合、足が確定した直後(00分)に「指値・逆指値」を超えると次に足が確定するのは1時間後になります。しかし、足が確定する直前(59分)に「指値・逆指値」を超えた場合、1分後には確定してします。
裁量トレードであれば「足が確定する直前だったからもう少し様子を見よう」といった判断を入れることが可能ですが、自動化してしまうとそういった判断を入れることができません。
「足が確定するという行為そのもの」に重きをおいている(1時間待とうが1分待とうが関係ない)場合には、時間足を基準にするのも良いかもしれませんが、「一定期間待機する行為」に重きをおいているのであればTimeModeで待機秒数を指定するほうが良いのではないかと私は思います。
※トレード手法は人それぞれですが「自動化」することによるデメリット(人間と違ってその場の状況判断ができない点)をご理解いただくために、あえて記載させていただきました。
足指定
足指定(BarMode)も、機能は時間指定(TimeMode)とほぼ同様です。
ただし、指定した時間(秒)ではなく「足」を基準にします。
指定した逆指値・指値を超えた場合に「足が確定するまで」待ちます。(TimeModeでのDilyaTimeに相当)
足が確定した時点で逆指値・指値を超えているか再評価し、超えていれば「発注」。
超えていなければ「その足が確定するまで待機(DilayWaitTimeに相当)」して、その間に超えたら「発注」し、超えなければ遅延発注終了です。
このモードでは「秒数の指定」は不要ですのでDilyaTimeやDilayWaitTimeは無効になります。(表示している時間足で遅延発注の時間が決定します)
秒数指定設定がなく分かりやすい反面、時間指定(TimeMode)で記載のとおり、発注遅延(待機)する時間が不定という点にご注意ください
秒足インディケーターとの連携機能
同梱の秒足インディケーター「SubWinSecChart」をScalTradeAssistProの稼働しているチャートに設置し、インディケーターにラインを引くとScalTradeAssistProの設置しているチャート(メインチャート)の同じ価格にラインが引かれます。
ですので、上記の「ライントレード機能」と組み合わせますと、秒足で確認したラインに対して「逆指値」や「指値」を自動で設置す ることも可能になります。
秒足インディケーターの詳細につきましては、SubWinSecChartの説明書を御覧ください。
EAで発注したポジションの制御
ScalTradeAssistProのOpenMagicNumberとEAが発注したMagicNumberが一致している場合、ScalTradeAssistProが発注したポジションとみなしてScalTradeAssistProが制御します。
また、これによりMT4のワンクリックトレード機能で発注したものも制御できるようになりました。
ワンクリックトレードで発注したポジションはMagicNumberが0になっていますので、ScalTradeAssistProのOpenMagicNumberを0にしてください。
ワンクリックトレードで発注したポジションを、ScalTradeAssistProで発注したものとみなして制御できます。
ScalTradeAssistProとAutoOrderModifyEA Proの連携
擬似ストップロスはストップロスの発注を行っていないため、オーダー発注後にパソコンが停止する、回線が切断されて操作できなく なるなどのトラブルが生じた際に「ストップが無いままポジションが放置される」危険性があります。
これについてはAutoOrderModifyシリーズで対応可能です。
マジックナンバーを付加した状態で発注できるため、特にAutoOrderModifyEA Proとの相性が良いです。
例えば「時間軸で損切り位置(pips)を変えたい」という場合や、「手法によって損切り位置を変えたい」という場合には AutoOrderModifyEA Proを使って制御が可能です。
例)60分足で仕掛ける場合にはMagic60を指定、15分足で仕掛ける場合にはMagic15を指定
→AutoOrderModify側でMagic60の場合の損切り位置とMagic15の損切り位置を別々に設定しておく
こうすることで、60分足と15分足の損切りや利食いを自動で設定することができます。
手法によって変える場合も、手法AではMagicを100に、手法BではMagicを200に設定して注文する・・・というルール付けをし ておけば、AutoOrderModifyEA Proで制御できるようになります。
AutoOrderModifyEA Proについては以下のページをご覧ください。
MT4のEAが持ったポジションを自動制御(損切り、利食い、トレイリングストップ等)するツール「 AutoOrderModifyEA Pro 」公開!
※セット品の販売を開始しました!
AutoOrderModifyEA Pro + ScalTradeAssist(セット)
ScalTradeAssistPro(5,900円)とAutoOrderModifyEA Pro(4,900円)の合計10,800円の所、¥7,980で販売中です。
LineDeleteButtonインディケーター
ライントレードをしているとラインが邪魔になってきて、一旦すべて削除したい・・ということがあります。
こういった場合には LineDeleteButtonインディケーターが便利です。
たくさん引いたラインを一発で全削除する MT4 用無料ツール「 LineDeleteButton 」公開!
※削除したくないラインがある場合にはIgnoreNameにラインの名前を入力します。例えば秒足チャートインディケーターが描画し ているライン(Bid/Askラインやローソク足など)を削除したくない場合にはSWSCと入力してください。(前方一致になっています。秒足チャートが描画するラインには”SWSC”という文字が必ず頭についているため対象外にできます。指定しなくても秒足チャー トは再描画するため影響は無いはずですが、指定しておくことをおすすめいたします。)
LineCopyインディケーター
他で配布・販売されているラインコピー(同期)をするインディケーターと相性が悪いようで、誤動作やフリーズを起こすという現象が見られました。
このため、簡易ラインコピー(同期)インディケーターを開発・公開しました。
無料ラインコピーインジケーター「LineCopy」の公開【ScalTradeAssistProと併用可能】
ダウンロード(販売サイト)
ScalTradeAssistProの価格は5,900円です。
AutoOrderModifyEA Proとのセットは合計10,800円の所、7,980円とお得になっています。
☆【販売サイト】FX研究日記(別館)
AutoOrderModifyEA Pro + ScalTradeAssist Pro(セット品)を購入
お支払いはクレジットカードまたは銀行振込、Paypalに対応しています。
デモ版の配布を開始しました
当ソフトはライセンス登録をしなくても、デモ口座であれば使用できます。
以下のURLからファイルをダウンロードしてお試しください。(ファイルは製品版と同じものです。ご購入後、ライセンス登録するだけで製品版同様に使用できます)
※クリックでダウンロードできない場合には、右クリックメニューから「ファイルとして保存」等でダウンロードしてください。
※デモ口座でライセンス入力のエラーメッセージが表示される場合には、正常にデモ口座として認識されていない可能性があります。MT4の再起動等でも認識されない場合にはブローカーを変えてみてください。(一部のブローカーのMT4ではEAを禁止していたり、正しくデモ口座として認識されないものがあるようです。)
MT5版を開発しました
MT5版も開発いたしましたが、MT5側の問題で一部の機能が動作不良(非常に遅い)のため製品化できるクォリティに達していないと判断し、無償配布しています。
配布しているファイルはMT4のデモ版と同様、デモ口座のみでの使用となっておりますが、MT4版のライセンスで認証できますので、リアル口座でご利用になりたい方はMT4版をご購入ください。
ScalTradeAssist Pro for MT5 無償配布について
インストール方法
インストール方法やパラメーターの詳細は購入時に添付されている説明書を御覧ください。
よくある質問
Q.自宅のPCでは問題なく認証できたが、VPSで動かそうとすると「Error in webrequest. Error code = 0」というエラーが表示されます。
A.セキュリティ設定によって通信が制限されているようです。
下記のサイトを参考にIE ECSの管理者のセキュリティ強化構成をOFFにしてみてください。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0808/01/news144.html
認証し、設定を適用した後はセキュリティ強化構成をONに戻していただいても問題ないと思います。
(ただし、MT4を再起動した場合には再度認証しますのでセキュリティ強化構成をOFFにして再認証する必要があります)
※セキュリティ強化構成を変更した後、MT4の再起動をしてからAutoOrderModifyEAProを再設置してみてください。
(VPSの再起動が必要になる場合もあるようです。私は不要でしたが、一部のお客様では再起動する必要があったというご報告がありました。)
注意事項
リアル口座でご利用になる前に、まずはデモ環境等で動作をご確認ください。
当ツールを利用したことに関連して生ずる損害について、一切責任を負いません。(自己責任でお使いください)
ご購入者は個人使用・業務使用に関わらず自由にご使用いただいてかまいません。
当ツールの加工・販売等は禁止といたします。
なお、ライセンスは1つのご注文につき5ライセンス(5口座まで)となっております。5口座までは同時に使用できます。それ以上必要な場合には申し訳ございませんが、もう1つご購入ください。(デモ口座はライセンス不要です)
不要なライセンスは削除することができます。ソフトに同梱している「ScalTradeAssistProライセンス申請説明書.pdf」に削除方法を記載しておりますので、削除したい場合にはそちらを御覧ください。
もし不具合等ございましたら当記事のコメント欄またはメールでご連絡ください。
メールアドレス:support@tasfx.net
ScalTradeAssistProを購入させていただきました。
EAが建てたポジションに、ScalTradeAssistProで疑似ストップ・疑似トレール
を付加するといった使い方をしております。
複数のマジックナンバーを制御する方法はありますか?
OpenMagicNumberはひとつしか数値を入力できないため、ScalTradeAssistProを複数稼動する暫定措置をとっています。