今回はインジケーターについてです。
相場分析をする際やトレードの起点・終点のための指標として使っている方が多いでしょう。
しかし、私はインジケーターをまったく使用していません。
ローソク足とチャートに引いたラインのみでトレードしています。
インジケーターというものは「他の人が使っているから意味がある」と思っています。多くの人が100日移動平均線を重視していれば、その100日移動平均線がサポート、あるいはレジスタンスラインとして機能する可能性があります。
販売されている「天底を知るインジケーター」とか「優れた確度でトレンドを示すインジケーター」とか、色々売っていますが、そのようなインジケーターは全部眉唾ものだと思います。
他の人があまり使っていないインジケーターに意味があるとは思えません。
ライントレードも同じです。他の方が同じようなラインを引くからこそ意味があると思っています。自分だけ独自のラインを引いても意味は無いでしょう。
インジケーターの購入なんてお金の無駄
中には「自分のトレードに妙に合ったインジケーター」といったものがあるかも知れませんが、そのようなものを探すのにお金を費やすのは無駄です。
なにか優れたものが開発され、販売されていると誤解されている方もいらっしゃるようですが、そんなものはありません。
チャートには「始値、終値、高値、安値」しか存在せず、それを弄っただけのものがインジケーターです。(※例外的にティックの回数を表示するVolumeというインジケーターがあります)
それしか情報が無いのですから、それをどう弄くったところで、そこから優れた情報が出てくることは無いでしょう。
高いインジケーターを買ったところで勝てるわけもなく‥
いや、実は今の相場のリズムに合わせたものを作れば短期的には勝てるものがあるかも知れませんが‥そのようなものはすぐに使えなくなりますから結局は無駄になります。(インジケーター代が回収できたのであれば御の字というところでしょうか)
インジケータを買ってみよう、と考える暇があるなら古くからあるローソク足、チャートパターン、あるいは、有名なインジケーター(移動平均線など)でトレードの経験を積んだほうがずっと有意義だと思います。
私はRSIとかMACDとかのオシレーター系も使いませんが、トレードの起点・終点として取り入れるのに否定的ではありません。
ただし、たくさんのオシレーターを並べて、「RSIがこうでCCIがこうでMACDがこうでストキャスがこうで‥」のように判断するのは無駄でしょう。気に入ったものを1つ利用すれば十分だと思います、
たくさん並べて見ていると確度の高い指標になりそうに思えますが、そんなことはありません。(私も昔は、いろいろインジケーターを並べていました!(笑))
他の方のトレードを参考にする
私は以前記事に書いたようにビクトリーメソッドアドバンス(VMA)というもので学習しました。
ハッキリ言ってメソッド自体には優位性は無いと断定したのですが、VMAを購入すると「おまけ」で数百本のトレード動画を観ることができます。(※今もあるのかはわかりません。私が学習した当時の話です。)
その動画の中でVMAはほとんど使われていません。VMAは初心者がトレードするための指標として開発しただけで、開発者本人はまったく使用していないようでした。
ですが、動画の中でお話されている「トレード時の考え方」や「分析方法」などが自分にとっては為になりました。
今は私が学習したころよりも動画コンテンツが増えましたから、Youtubeなどで検索すると色々出てくるのではないでしょうか。(探したことが無いので知りませんけど‥(無責任))
Twitterなどで情報を公開している方もいらっしゃいます。色々と探して、見てみて、自分に合うなと思う人のコンテンツをご覧になると良いと思います。
そして真似してトレードしてみたり、真似して分析してみたりしているうちに、自分なりの分析手法が確立されていくでしょう。
勝っているトレーダーで、まったく同じトレード手法のトレーダーというのは恐らくいないと思います。(この方法なら誰でも勝てる、という確立された手法は存在しません)
自分の、自分なりの手法を導き出してください‥!
では、その「自分の手法」を開発するのにいったいどれほどの時間がかかるのか‥。
才能のある人だと3ヶ月とか半年とかで勝てるようなってくるらしいです。自分は才能があまり無かったので1年以上かかりました‥。
まとめ
- チャートには始値・終値・高値・安値しか存在しない
- インジケーターは価格を弄っただけで、その数値そのものには意味などない
- 高価なインジケーターはお金の無駄
- 最終的には自分で独自の手法を確立するしかない
- 手法の確立にかかる期間は人によって異なる(3ヶ月~2、3年くらい)
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