今回は適当な情報を探していた際に発見したインジケーターの紹介です。
すごい便利!というほどではありませんが、あれば便利そうなインジケーターが無料で配布されています。(MT4版、MT5版、どちらもあります)
その中から8つ、私の独断と偏見で選ばせていただきました!
Better Volume
最初はボリュームインジケーターです。
カラフルなヒストグラムが特徴的です。通常は青、急激に増えた場合には赤、減った場合には黄色といったように色が変わる仕様になっています。
個人的に良さそうだと思ったのはボリュームの移動平均線です。線が見づらいのが難点。線の太さを変えるパラメーターも見当たりませんでした。(ヒストグラムの幅は変更できるのですが‥。背景が白の場合だと、それなりに目立つようです。私は黒派なので変えません。)
また、表示できるのは1本だけで、移動平均同士のクロスを確認する、といった使い方もできないようです。詳しい使い方は以下のダウンロードサイトでご確認ください。
AutoTrendChannels
次はトレンドライン(チャネル)を自動で描画してくれるインジケーターです。
しかもMTF対応で、どの時間軸で描画したチャネルなのかが、一目で分かります。
これは4時間足で、4時間足で描画されたチャネルと、30分足で描画されたチャネルが表示され、端に「M30」や「H4」のように、どの時間軸で描画されたチャネルかも表示れます。
1時間足に変更してみました。15分足のチャネルも表示されています。
検出精度もよさそうですし、結構使えそうです。
自分でライン引いたほうが確実だし、と言われるとその通りなのですが‥。結構面倒くさい‥いや、初心者の方はどういったラインを引くべきか、なかなか難しいと思いますから、こういったツールで描画するのも悪くないのではないかと思います。
詳細は以下のダウンロードサイトを御覧ください。
AutoTrendLines
チャネルではなく、ラインが良い方はこちらでしょうか。
トレンドラインを自動で描画するインジケーターは色々ありますが、どれも満足したことがありません。そしてこれも満足できません。
個人的にはチャネルの方が良く見えるので、合わせて使うなら有りかな、という程度です。
Support&Resistance
サポートとレジスタンスを可視化するインジケーターです。
サポートとレジンスタンスはとても重要な指標だと思っています。
描画されたサポートまたはレジスタンスを価格が突き抜けてきた場合、ある程度まではラインの「幅」が広がる仕様のようです。
サポートを完全に抜けたのか、そうでないのかを判断する際の目安に使えるかも知れません。
詳細は以下のダウンロードサイトを御覧ください。
VolumeCandlesticks
出来高(ティックボリューム)をローソク足の色で強調表示するインジケーターです。
ボリュームが大きい場合には赤、小さい場合には青で描画されます。
ティックボリュームを重要視されている場合には使えそうです。個人的には上で紹介したBetterVolumeの方が良いですが、画面が小さい場合には余計なウィンドウは欲しくない場合もありますし、単なる好みの問題な気もします。
なお、色の調整はパラメーターでできるようです。
詳細は以下のダウンロードサイトを御覧ください。
FXSSI.TradingSessions
今現在、どの市場でトレードされているかを視覚化するインジケーターです。
色が薄くて見づらいですが、普段から見たい情報では無いので、このくらいで良いような気もします。
チャートでは現在、NY市場とロンドン市場でトレードされていることが見て取れます。
普段から意識されていて、どの市場でトレードされているか把握していらっしゃる方には不要だと思いますが、まだ把握できていない初心者の方はこれを表示して「意識」するようにされると良いのではないでしょうか。
FXSSI.Calendar
指標発表情報をチャートに表示するインジケーターです。
重要な指標発表があるのにうっかり忘れていて大きな損失に‥、といったことが無いように、指標発表には常に気をつけたいですね。
このツールは英語表記しかありませんが、それでも問題なければこちらをお使いください。
ちなみに、日本語で表示する私が開発したツールもあります。(無料ではありませんが‥)
もし、裁量トレードでもEAによる発注ツールを使用している場合には重要な指標発表の前後で発注できなくなるようにもできるので、うっかりポジションを持ってしまうことも防げます。
発注ツールには超多機能発注ツール「ScalTradeAssistPro」がおすすめです。
Spread.Warner
このインジケーターはスプレッドを監視します。
画面上にスプレッドが表示され、スプレッドが拡大すると黄色からオレンジへと色が変わっていくようです。
今はありませんが、まだ経験不足のときには時々ありました。「発注した後、スプレッドが広がっていた」ことに気づくことが‥!
後からスプレッドが広がっていたことに気づくんだよね‥、という方はこのインジケーターを入れておくと防げるかも知れません。
なお、ScalTradeAssistProではスプレッドの表示はもちろん、指定したスプレッド以上の場合には「発注ボタンを押しても発注されない」という機能もあります。
その他、便利そうなインジケーター(有料)
FXSSI.jpというサイトには「センチメントインジケーター」という、ブローカーの指値・逆指値情報などを表示するインジケーターがあります。
FXSSI.jpにあった画像、そのまま貼り付けましたが、この画像のように、どこに、どの程度の注文があるのか確認できるようです。(黒背景だと見づらかったので、白背景が良さそうです。)
かなり便利そうではあるのですが、月額課金制になっていまして、Starterが$14.95、Proが$29.95と安くは無いお金がかかります。
無料トライアルがあるので、気になる方はとりあえず試してみても良いと思います。(クレジットカードの登録とかは必要ないので、気軽に試せます。)
FXSSI.ProPack MT4/MT5用センチメントインジケーター8個セット
以上です!
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