フィボナッチとは、イタリアの数学者フィボナッチが発見した 1:1.618(黄金比) から算出される数値を基にレジスタンスラインやサポートラインを予想する方法。
(※フィボナッチ係数、フィボナッチリトレースメントと呼ばれる)
【計算式】
H = 任意期間の最高値
L = 任意期間の最安値
100% = H
76.4% = (H – L) × 0.764 + L ※100%-23.6%=76.4%
61.8% =(H – L) × 0.618 + L
50% = (H – L) × 0.5 + L
38.2% = (H – L) × 0.382 + L ※100%-61.8%=38.2%
23.6% = (H – L) × 0.236 + L ※61.8%-38.2% = 23.6%
0% = L
<フィボナッチを使用したレジスタンスライン予想>
当サイトで公開しているフィボナッチ数は過去34日間の最高値と最安値を使用して算出している。
過去の高値と安値を基にフィボナッチリトレースメントを付加してみた。
過去の価格もフィボナッチから算出された価格がレジスタンスライン・サポートラインになっている事が多い。(赤い楕円で示した箇所)
これにより、当面のレジスタンスラインは85.9円前後になる。
(フィボナッチ50%のライン。橙の横向きの矢印)
このラインを超えると88円前後がレジスタンスラインになる(フィボナッチ68.3%のライン)
「前回の最安値は単なる行きすぎであるから無視する」と考えて、それ以前の最安値を基に線を引き直してみた。
この場合、当面のレジスタンスラインは86.0円前後となり、先ほどの場合とほぼ一致する。
85.9~86.0付近が強いレジスタンスラインになる可能性がある。
これ以外にも「黄金比 1.618を掛ける」事で何らかのパターンが予想できるかもしれない。
いろいろと試してみると面白いだろう。
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