三角持ち合い(トライアングル)とは、トレンドラインと同様に高値/安値を結んだ線が三角形の角のような形になる状態。
価格が徐々に一点に集中し、やがてその三角形(トライアングル)から大きく放れることが多い。
上へ行く場合には「三角持ち合い上放れ」、下へ行く場合には「三角持ち合い下放れ」という。
☆上昇の三角持ち合い(上昇トライアングル)
上値が抑えられ、下値が上がっていく形の場合、「三角持ち合い上放れ」となる可能性が高くなる。
☆下降の三角持ち合い(下降トライアングル)
上昇の三角持ち合いと逆に、下値が抑えられ、上値が下がっていく形の場合、「三角持ち合い下放れ」となる可能性が高くなる。
☆均衡している三角持ち合い(シンメトリカル)
上値・下値共に同じ角度で価格が収束していく状態の事。
この場合、ブレイクアウトした場合の方向は「トレンドの継続」となる事が多い。
※ 方向性は無い(上昇50%、下降50%)という解説もある。
<参考書籍> 投資苑
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