評価 | ★★★★★ | |||
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対象読者 | 超初心者 | 初心者 | 中級者以上 | |
市場 | 全般 | 為替 | 株式 | 商品 |
期間 | 短期 (デイトレード) |
中期 (スイング~) |
長期 |
テクニカル分析の古典・教科書と言われている本です。
ちょっと難しい本なので読みづらいと思いますが、基本的なテクニカル分析をほぼ網羅している一冊ですので、これで「基本」はカバーできると思います。
「入門書」には向いていませんが、少し慣れてきた初心者の方には十分な知識を与えてくれることでしょう。
【構成】
最初に「テクニカル分析の哲学」という表題で「テクニカル分析の概念」についての解説があり、その後、ダウ理論、トレンド、パターン、移動平均、オシレーター、ポイントアンドフィギュア、エリオット波動、タイムサイクルとテクニカル分析の解説が続き、最後にマネーマネジメントについて解説されています。
この中にはインターネットで解説されているものも少なくないのでネットでも時間をかければ勉強することはできますが、私個人としては体系的にまとまった書籍を読んだ方が身につくと思っています。
【類書との比較】
本書と似たような本に「シュワッガーのテクニカル分析」という本があります。
(私見ですが)「シュワッガーのテクニカル分析」との違いについて以下に記載しますので購入の際の参考になれば幸いです。
☆先物市場のテクニカル分析
・内容が濃い
・和訳が良い
・少し難しい(読みづらい)
・価格は高め
☆シュワッガーのテクニカル分析
・内容が若干薄い
・和訳はいまいち(※1)
・図が多く読みやすい
・価格は安め
(※1)私は訳の良し悪しは気にならない方なので、気になりませんでしたが。
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