評価 | ★★★★☆ | |||
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対象読者 | 超初心者 | 初心者 | 中級者以上 | |
市場 | 全般 | 為替 | 株式 | 商品 |
期間 | 短期 (デイトレード) |
中期 (スイング~) |
長期 |
タイトルは「心理学」となっていますが、内容は「心理学」の話ではなくて、トレードを行う場合の心構えや心理について書かれています。
また、それだけではなくてトレーディングシステム開発のための方法や、トレード手法(仕掛け、手仕舞い)、ポジションサイジングとかなり広範囲に書かれています・・・が、手法については著者の方法ではなくて、色々な方法を持ってきて詰め込んだだけ・・・な印象です・・・。
そういう意味では「投資苑」に近いかも知れません。
個人的には「優れたトレーディングシステムの開発に不可欠な6つの要素」の所がお気に入りです。
1.勝率
2.最小取引単位
3.投資やトレードにかかるコスト
4.得られるトレード機会
5.ポジションサイジングモデル
6.トレード・投資資産の大きさ
これらの大事さを雪合戦に例えて書かれているのが印象的でした。
旧版の「魔術師たちの心理学」よりもページが大幅に増えた600ページ以上で定価2,800円はPanRolling社の書籍としてはかなり安い部類に入りますし、なかなか面白い書籍ですので、初心者の方にオススメです。
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