MT4による裁量・EAトレードの支援・自動資金管理ツール AutoOrderModifyEA
AutoOrderModifyEAとはMT4のEAが持ったポジションを自動制御するツールです。
裁量トレードの場合にはOneClickMagicTraderというツールを併用することで自動制御可能になります。
OneClickMagicTraderは「ワンクリックで発注・決済を行う」ツールですが、マジックナンバーを付加して発注できるため、EAと同じ制御が可能です。
詳細は下記のページに記載しておりますので、そちらをご覧ください。
AutoOrderModifyEA
MT4のEAが持ったポジションを自動制御(損切り、利食い、トレイリングストップ等)するツール「AutoOrderModifyEA」公開!
OneClickMagicTrader
ワンクリックでマジックナンバー付き発注・決済を行うツールOneClickMagicTreader公開!
今回の機能改修について
トレイリングストップ機能に新しいモードが追加されました。
これまでは、「発注時に設定したストップロス」を基準にして、「設定されたストップロスを相場の動きに合わせて動かす」というロジックでしたが、今回追加したモードは「あらかじめ設定したトレイル幅」を基準にします。
V1.01以前のトレイリング(StopLoss基準)
StopLossを30pipsに設定、TrailingStopを20pipsに指定した場合
→20pipsの利益が発生したら、トレイリングを開始する。
→想定どおりに動いて利益が30pipsのとき、損切りは-20pipsとなる。
追加したトレイリングモード(トレイル幅指定)
トレイル幅(TrailingDistance)を30pips、TrailingStopを20pipsにした場合
→20pipsの利益が発生したら、トレイリングを開始する。開始した瞬間、損切りは-10pipsとなる。(20pips-30pips)
→想定どおりに動いて利益が30pipsのとき、損切りは0pips(建値)となる。(30pips-30pips)
今までのトレイリングストップよりも、自由な設定が可能になっています。
例えば、100pipsの利益が出たときに開始して、最低限30pipsの利益を確保する場合はTrailingDistanceを70pips、TrailingStopを100pipsと設定します。こういった設定は今までの方法では不可能でした。
このモードが追加されたことにより、トレーダーの手法に合わせた設定が可能になっています。
なお、V1.01で使用していたトレイリングモードも残っています。既定値はV1.01モードですのでトレイリング幅を使用する場合には必ずTrailingModeを変更して設定してください。
パラメーターの詳細説明、購入・ダウンロードは下記リンク先に記載しています。
MT4のEAが持ったポジションを自動制御(損切り、利食い、トレイリングストップ等)するツール「AutoOrderModifyEA」公開!
※なお、AutoOrderModifyProにも同機能を追加予定です。来週の前半にはリリースできると思います。AutoOrderModifyFreeへの機能追加は予定していません。(Pro/EA用機能)
AutoOrderModifyPro
MT4裁量トレード支援(自動資金管理)ツールAutoOrderModifyPro公開!
その他修正点
DataPattern6~8のトレイリングストップのパラメーター設定に不具合がありました。
トレイリングモードに変更が無い場合にでも最新版のダウンロード・インストールをお願いします。
コメント
いつも参考にさせていただいております。山岡と申します。
2種のソフトウェア(AutoOrderModifyFreeとMt4Easy Order Ver2.2)を利用させていただいております。本当にありがとうございます。一つ教えていただきたいのですが、AutoOrderModifyFreeについてですが、こちらはMT4のEAボタンをオンにすると自動的に設定が反映するすばらしいシステムだと感動しておりますが、となりのAutoOrderModifyFreeをドラッグ&ドロップしていないチャート(同一口座)ではプライスアクションで独自のストップでエントリーしたいのですが(ピンバーみたいなものなど)、エントリーするとAutoOrderModifyFreeで自動設定されます(となりのチャートのAutoOrderModifyFreeがはたらいたと理解しています。当然ですね)。そこでEAをオフにすればAutoOrderModifyFreeは働かずこのエントリー独自の設定ができるのですが、またAutoOrderModifyFreeをオンにすると設定が復活してしまうのでしょうか?また隣のAutoOrderModifyFreeを設定したチャートのSLやトレーリングストップはEAをオフにすると解除されてしまうのでしょうか?
すいません長々と書いてしまいました。
コメントありがとうございます。
>AutoOrderModifyFreeをオンにすると設定が復活してしまうのでしょうか?
AutoOrderModifyFreeをオンにするとSLを設定します。
「その口座に存在する全てのポジションを対象にする」からです。
それについてはAutoOrderModifyのページにも書いています。
→すべての注文に有効のため1つ稼動させればすべての通貨に有効です
https://tasfx.net/2015/09/10/post-5549/
>また隣のAutoOrderModifyFreeを設定したチャートのSLやトレーリングストップはEAをオフにすると解除されてしまうのでしょうか?
AutoOrderMdifyFreeを複数稼動させても意味はありません。(両方動いてしまいますので先に処理したほうが優先になると思います)
通貨ペア毎で設定を変えたい場合にはAutoOrderModifyProが使えます。
(設定可能パターン数に限りがあります)
https://tasfx.net/2015/09/20/post-5585/
さらに細かい設定を行いたい場合にはOneClickMagicOrderとAutoOrderModifyEAを組み合わせることで可能になります。
OneClickMagicOrderはMagicナンバーを付加して発注できるツールで、手法毎にMagicナンバーを変えて発注することで、AutoOrderModifyEAの「Magicナンバー毎に設定できる」という機能を使って設定できます。
詳細は以下のURLの「OneClickTraderとAutoOrderModifyEAの連携」に記載しています。
https://tasfx.net/2015/10/05/post-5688/
OneClickMagicTraderはMT4Easy Ordeというツールと機能が被っているようなので微妙ですが・・・
MT4Easy OrderにMagic付きオーダー機能がなければOneClickMagicTraderを使っていただく必要があります。
両方とも有料ソフトですが、価格はかなり抑えているので購入しやすい・・・と思います。
どうしてもAutoOrderModifyFreeで対応するとしたら、手法や設定毎に異なる口座用意して、口座の数だけMT4を起動するしか無いとおもいます。