【MT4】MyfxMarkets,XM,OANDAジャパン,FXCMジャパンのスプレッド比較:最も狭い業者は?

FX検証記事
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MT4業者スプレッド比較

以前スプレッド調査した際にはExcelMarketが最狭という結論で終了していました。

ExcelMarkets,Pepperstone,MyfxMarkets,XM,OANDA Japanのスプレッド比較:最も狭い業者は?

ExcelMarkets事業停止

残念なことに「スイス中銀がユーロ/スイスフランで上限を撤廃(いわゆるスイスフランショック)」によりExcelMarketsも大ダメージを受けて事業停止となってしまいました・・・。

ExcelMarketsの代替業者

「比較的信頼度が高くレバレッジも高いがスプレッドがやや広いXM」か、「スイスフランのレバレッジが低く設定されているデメリットがあるが、スプレッドが(調査した中では)最も狭いMyfxMarkets」かの二択となり、僕は後者のMyfxMarketsで主に取引しています。

今回調査したFXCMジャパン

ユーロドルやポンドドル、ユーロポンドといった通貨ペアで可能な限り狭いスプレッドで提供している業者を探していました。(スキャルピングEAを稼動させる場合、スプレッドの影響が非常に大きくなるためです)

以前の調査ではOANDAジャパンのユーロドルのスプレッドが最も狭かったためユーロドルのEAはここで稼動させていたのですが、ユーロポンドなどは広すぎて使えません。

そこで、別の業者を探していてFXCMジャパンに辿りつきました。

※前回の調査で表示していてたPepperStoneとExcelMarketsは利用不可となっているため表から削除しました。

スプレッド比較表

OANDA Japan XM Myfx FXCM Japan
AUDNZD 4.3(2.5) 3.3(1.1) 3.0(1.2) 2.7(1.1)
AUDUSD 1.7(1.6) 1.8(1.0) 1.3(0.8) 1.3(0.9)
EURAUD 2.6(1.3) 2.2(0.8) 2.3(1.1) 1.8(0.7)
EURCHF 1.9(1.0) 1.5(0.8) 3.6(0.7)
EURGBP 1.7(1.0) 1.5(0.8) 1.4(0.9) 1.3(0.7)
EURJPY 1.4(1.3) 1.9(1.1) 1.7(1.2) 1.5(0.6)
EURUSD 0.8(0.8) 1.5(1.0) 1.1(0.8) 0.8(0.5)
GBPJPY 3.4(2.4) 2.4(1.1) 2.7(1.5) 1.8(0.6)
GBPUSD 1.5(1.3) 1.7(1.0) 1.5(0.5)
NZDUSD 2.4(1.2) 2.5(1.0) 1.5(0.7) 1.6(0.9)
USDCAD 2.0(1.2) 1.9(1.0) 1.4(0.9) 1.7(-1.2)
USDCHF 1.6(0.9) 1.8(1.0) 1.3(0.9) 3.2(-1.1)
USDJPY 0.6(0.6) 1.6(1.1) 1.2(0.9) 0.8(-1.6)
XM:XM Zero(手数料10USD)
Myfx:Myfx Markets Pro(手数料7AUD)
FXCM:USDJPY 手数料 約3.4USD,EURUSD/各種クロス円  約5USD, その他 約8.5USDで計算
※手数料はスプレッド換算して加算済み
※数字は平均値(カッコ内は最小値)
※赤字が最も狭い平均スプレッドを提示した業者
※口座はすべてライブ口座
※Myfxで-と表示されている箇所はログ取得に失敗していたペア…
※FXCM以外のデータは前回記事投稿時のものです。(同期間を比較した表ではありません)

FXCMジャパンのスプレッド

上記表よりFXCMジャパンのスプレッドが非常に狭いことがわかります。

そこで、ドル円を除けばOANDAジャパンを使用する理由は無いと考え、僕はOANDAジャパンからFXCMジャパンへ移行しました。(ドル円を使ったEAは稼動させていません)

現在、ハイレバレッジを使用したい場合にはMyfxMarkets、通常レバレッジ(25倍)で問題無い場合にはFXCMジャパンを使用しています。

FXCMジャパンをハイレバレッジで使用したい方は法人口座を開設すると良いかと思います。(当然、法人を作る必要がでてきます)

FXCMジャパンで気をつけるべき点は?

FXCMもスイスフランショックで倒産の危機に陥った企業です・・・が、それはなんとか耐えたようなので(とりあえず)気にしないことにしました。

FXCMのスプレッドの平均値と最小値を見ると非常に良好ですが、最大値はかなりバラつきがあります。 (他も業者でも程度の差こそあれバラつきはありますので、FXCMジャパンに限った話ではないのですが)

SpreadLoggerAnalyzer 曜日別

WS000382 (2)

曜日別でもかなり差があります。(平均や最小が安定しているのは好感)

SpreadLoggerAnalyzer 時刻別

WS000382 (3)
FXCMジャパンのサーバー時間はUTC+2です。日本時間で見る場合には7を足してください。
スプレッドがかなり広がるのでEAに「最大スプレッドの設定(設定値以上のスプレッドが提示されている場合にはトレードしない)」が必須になります(とんでもないスプレッドで約定している・・・ということがあるかも知れません)

※チャート見ているとスプレッドがかなり上下するので、僕は「ちょっと厳しめかも?」と思う条件を設定しています。

分かりづらいMetaTrader4の取引履歴

他の業者と表示が異なっていてスワップの代わりにRolloverというのが発生したり、手数料欄は0のままでCommissionという別の行が表示されていたりと独自の仕様になっています。

今まで他の業者で慣れていた人は最初混乱すると思います。

※僕がそうなのですが、履歴のCSVを加工するツールを作っていた場合には修正が必要になります・・・ 「(簿記で)仕訳しやすいでしょ?」って言われると、そうかもとも思うのですが。(そのために独自仕様にしているのでしょうか) 「そのトレードで幾ら儲かったのか」が分かりづらいです(RolloberとCommissionを加減算しないと算出できない)

手数料が日本円

FXCMジャパンの手数料は日本円で徴収されます。

手数料の改定がなければ円安で手数料も安くなっていきますので、円安が進んでいる現状では有利だと思います。(逆に円高になった場合には不利になります) 気をつける点は幾つかありますが、目立ったスリッページもないようですし順調にEAも動作していますのでFXCMジャパンはオススメです。(今のところ・・・)

調査ツールについて

調査に使用したツールは前回同様、自作ツール「SpreadLogger」「SpreadLoggerAnalyzer」です。

MT4でブローカーのスプレッドを調べる「SpreadLogger1.1.0」「SpreadLoggerAnalyzer 1.1.0」リリースのお知らせ(フリーソフト)

今回は「日本円」での手数料計算が必要だっただったのですが、これのために改修するのもバカバカしいので今日のレートを見て手数料をドル建てで計算しています。(1ドル118.5円としました)

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