Sonic R. Systemとは
Forex Factoryで最も人気のある裁量トレード手法です。
Sonic R. System (Forex Factory)
ClassicsとScoutの2種類ありますが、ScountはClassicsよりもハイリスクになっているため最初はまずはClassicsについて記載していきます。(Scoutの方はよく分からなかった・・・というのは内緒です)
※Sonic R.Systemの日本語での解説サイトがほとんど見当たら無かったため、自分で調べて概要と使用方法をまとめてみました。まだ理解できていないものが多数ありますが、まずは備忘録として残しておきます。
※英語が不得意のためGoogle翻訳を多様しながら解読しています。誤訳などがあるかもしれません。。。
Sonic R. System Classics 概要
Sonic R. Systemは支持線と抵抗線の間の変動でトレードする方法であり、15分チャートを使用します。
WAVE
高値と安値を結んだ線、いわゆるZigZagです。
Sonic R. Systemではインジケーターは使用せず裁量で線を引くようです。
こんな感じでしょうか。WAVEが上昇トレンド(高値上抜け、安値切り上げ)を描いている場合には買い目線、下降トレンド(高値切り下げ、安値下抜け)の場合には売り目線です。
DRAGON
価格の上を横切っている帯状のエリアをDRAGONと呼びます。
34本のEMAを使用しているようです。DRAGONから上へ抜けた場合は買い、下へ抜けた場合には売りのシグナルです。
TREND
上図の赤い移動平均線です。84本のEMAを使用しているためDRAGONよりも緩やかな動きをします。
TRENDよりも上に価格がある場合には買い、下に価格がある場合には売りが良いとされています。
タイミング
アジア時間は避け、ロンドン市場のオープン以降がベストです。
通貨ペア
スプレッドの狭いペアを使いましょう。EURUSDがベストです。
使用しているインジケーターについて
ForexFactoryのSonic R.Systemスレッドの#1からダウンロードできます。
Sonic R. System (Forex Factory)
当記事投稿時点での最新版は「TAH 03-17-2014 Revised.zip 」となっています。
仕掛け
WAVEがDRAGONにクロスしていることを確認し、DRAGONからブレイクアウトするのを待ちます。
近くに強い支持線/抵抗線(サポレジ)が無い存在しないことを確認してください。
TRENDより上であれば買い、下であれば売ると良いです。
DRAGONを価格(ローソク)がブレイクアウトし、WAVEの高値を抜けたらエントリーします。
利食い
historic S&Rから選択します。
historic S&Rという言葉が急に出てきたのですが・・・
恐らくチャート上に表示されているPVT^やMR1^がソレだろうと思います。
PVTはピボットポイント、MR1^はR1とピボットポイントの中間ラインになります。
他にもDR1^(ピボットのR1)やMR2^(R1とR2の中間)などありますので、その中から適切なポイントを選択します。
損切り
買いであれば直近安値、売りであれば直近高値を超えた位置に設定します。エントリーした価格から100~120Pipsを超えないようにした方がよいでしょう。
ローソク足の色
Sonic R. Systemのインジケーターを使うとローソク足に色がつきます。
色の意味は以下の通りです。
灰色:通常の陽線(Bullish normal candle)
濃い灰色:通常の陰線(Bearish normal candle)
青:強い陽線(bullish candle grade 1)
緑:より強い陽線(bullish candle grade 2)
紫:強い陰線(bearish candle grade1)
赤:より強い印線(bearish candle grade 2)
つまり・・・・
緑>青>灰>濃灰>紫>赤
左に記載されている色の方が「強気」を示します。
強気の場合には売りを避け、弱気の場合には買いを避けるようにします。
まとめ
Sonic R.SystemはZigZagのブレイクアウトに近いと思いました。
過去の検証記事:ZigZagインジケーターを使ったトレード戦略(ブレイクアウト)を徹底検証
ZigZagブレイクアウトを基本に、幾つかのテクニカルでトレンド測りトレードを取捨選択している・・という感じでしょうか。
なお、ここで紹介したものはほんの一部(基礎的な部分のみ)です。
Sonic R. Sysyteのスレッドには沢山の情報がありまして・・・僕の理解が追いついていません;;
「こうでなければならない」といった制限事項もほとんど無く、色々なやり方があるようなので初心者の方にはオススメできません。これを読み解いて自分のものにしていくのは、なかなか難しいかもしれませんが、もし興味が持てるようでしたら本家サイトにて良く確認してご利用ください。
Sonic R. System (Forex Factory)
※その他参考サイト(日本語 Sonic R.System解説サイト)
Sonic R. System & フィボナッチ・ピボットで堅くpipsを稼ぐ!
今も更新(改善)され続けている手法のため、古い情報とは記載が異なるものがあります。本家サイトにて最新情報をご確認ください。
翻訳はGoogle Chromeの拡張機能、Google翻訳 が便利です。全文日本語に変換してしまうと意味不明になることが多々あるので、文や単語、分からない部分のみ・・など、範囲を選択して翻訳できるので解読が捗ります!
・・・たくさんあるPDFについては翻訳できないので、いちいちGoogle翻訳に貼り付けなければなりませんが。PDFに翻訳機能つかないですかね・・・?
PDFの翻訳について調査してみました
Google 翻訳の利用:PDFやWordのファイルを翻訳する方法
ファイルをGoogle翻訳に読み込ませて翻訳する手がありました。
単語の意味を調べる程度であれば、これが便利そうです。
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