トレンドの方向と勢いを測るためのインジケーター[TrendTicker]
上記の図の一番上のインジケーターは普通のVolumeです。下の2つが今回作ったTrendTickerというインジケーター。
緑が「上昇」を示し、赤が「下降」を示しています。
下の2つのうち、上の方が「単純にTickの回数で上げたものがTickが多いか、下げたTickが多いか」を表示していて、下の方は「Tick毎に上昇した価格そのもの(または下げた価格そのもの)」を表示しています。
つまり、Volumeは「単純にTickの回数」で、TrendTickerは「上下も加味して加減算したもの」になります。
開発の動機・経緯
トレンドの勢いを測るインジケーターで自分にしっくりくるものがなくて…「上下も加味したVolumeインジ的なもの」を作ってみようという思いつきで作りました(笑)
このインジケーターは、半分くらい冗談だと思ってください(笑)
現時点では有効性も不明、使い方もはっきりしていません。
問題点
MT4の過去データから取ってこれないので(基本的に)24時間動かしっぱなしにしておかないと使えるデータになりません(苦笑)
(5分足くらいであれば、起動して数時間放置しておけばそれなりにデータが蓄積されますが、30分以上となると24時間稼動は必須になりそうです)
また、時間軸を変えるとデータが消滅するので全部やりなおしです(´~`;)
1分足ベースでデータをメモリ上に保持して対象の時間軸にあわせて復元処理をすれば、時間軸を変えても大丈夫…な作りには出来るだろうと思うのですが、使えるかどうかも不明なインジケーターにそこまで時間かけるわけにもいかず、現在は保留となっています。(使えそうなら実装する可能性があります)
そのようなわけで、このインジケーターはα版になります。
問題点を了承し、試してみようかな?と思われた方は以下のリンクからダウンロードして使ってみてください。
感想とか使い方とか教えてくれると嬉しいです(笑)
※「Volumeが大きく動いている時に、売りか買いのみが動いているのか、それとも拮抗しているのか」というのが見れたり、「同じ色の長いバーが並んでいるときはトレンドが発生していると見てよいのではないか?」という使い方を現時点では想定しています。
使い方(パラメーター)
ダウンロードしたファイルをMT4のデータフォルダのMQL4\Indicatorsの下に放り込んでMT4を再起動とかしてください。
パラメーターは1つだけで、Modeというのがあります。
0にするとTickの回数(カウント)で加減算、1にすると価格(プライス)で加減算します。
カウントモード
カウントモード中に「上昇のTick」が発生したら1になります。
次のTickで「下降のTick」が発生したら0になります。
さらに「下降のTick」が発生したら1になります。
上昇のTickが多ければ緑のバーが上へ。下降のTickが多くなれば緑のバーが小さくなり、0より小さくなると赤のバーが下へ伸びていきます。
プライスモード
プライスモードでは回数はあまり関係ありません。
「Tickが発生して、0.001円上がった」場合には0.001になります。
その後、「Tickが発生して、0.002円下がった」場合には-0.001になります。
次に「Tickが発生して、0.003円上がった」場合には+0.002円となります。
上昇のTickが多くても、下降時の価格が大きければ「赤(下)」の方に動きます。(カウントモードでは「緑(上)」に動きます)
モードの違いについて
まだ動かしてから数時間しか経っていませんが、それほど大きな差はないように思います。(プライスモードの方が大きく動きます)
どちらが良いか?というのも現状は不明です。
すべてがテスト段階!(笑)
「こんなの作ってみたけど、どうでしょう?」というネタ・・・というか、アイデアでした。
※ちなみに24時間稼動必須の部分は変わらないと思います。僕が契約しているサーバーでデータを取ってWeb上に公開、起動時にファイルを読み込む…という案はあるのですが、全通貨ペアのデータを取って公開するリソースはありません…
別途、専用にサーバーを契約すれば別ですがそれをするためには「月額利用料」のようなものを徴収しないとやっていけません。月額利用料を徴収してIDとパスワードで認証を…などという作りこみもしたくはありませんし(苦笑)
気が向いたらEURUSDとか、メジャー通貨限定で公開するかもしれませんが基本的には24時間稼動が前提だと思ってください。(そんなことしなくても取れるよ?という案があればコメントかメールお願いします!)
tradeandsoftwareあっとまーくgmail.com
(あっとまーくは@に置き換えてください)
以上です。
コメント