ZigzagBreakEAのバージョンアップおよび、再検証

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ZigZagBreakout

ZigZagBreakOutEAとは

ZigZagを使ったブレイクアウト戦略」の検証で使用したEAで、つい先日、皆様のご要望により販売することとなりました。

 →当ブログ人気記事「zigzagブレイクアウト」のEA販売開始です!

ZigZagBreakOutEAバージョンアップ

停止時間の指定

停止時間の指定ができるようになりました。

パフォーマンスの良くない時間には停止しておくことが可能になります。

2005_2016EURUSD_HOUR

これがZigZagBreakoutEAの時間毎のP/Lです。(2005年~2016年2月19日 EURUSD H1)

1時と2時、それと8時と9時が赤字になっています。

期間を2012年からに変更してみました。

2012_2016EURUSD_HOUR

2012年からだと1時~3時、9時、13時、17時が赤字です。

以前の記事でチラッと紹介したPFを重視したパラメーターで実行した場合はこうなりました。

2005_2016EURUSD_HOUR_PF

1時と2時、8時、12時が赤字です。

EURUSDのH1では1~3時、8~9時、12~13時は停止しても良さそうです。

今回追加したパラメーター「StopHour」に以下のように設定します。

StopHour = “1,2,3,8,9,12,13”

これでOKです。

PFを重視した設定の方では

StopHour = “1,2,8,12”

でOKでしょう。

ちなみにこの時間毎にP/Lを確認するツールは「Quant Analyzer 4」というツールです。

フリー版でもバックテストの結果を読み込んで分析できる・・・だけでなく、リアル口座のトレード履歴も読み込んで分析できます。超便利!です!

Quant Analyzer 4

バックテストやトレード履歴を読み込んで分析するツールを作ろうと思って、他の製品を調べていたら「無料でやりたかったことが全部できちゃった」ので作るのをやめました・・・(笑)

QuantAnalyzer4は年毎のパフォーマンスも見れます。ZigzagBreakEAに同梱していた「リアル口座で使っていた設定」だと、2009年は赤字です。

2005-_2016EURUSD_YEAR

PF重視の設定だとこうなりました。

2005-_2016EURUSD_YEAR_PF

結構違うものですね!

PF重視の設定はバージョンアップ版に同梱しましたので、ご購入時のメールアドレスから再度ダウンロードしていただければ中に入っています。(ファイル名に_PFという文字がついています)

※PF重視版はテスト中の設定です。両方稼動させる場合には、必ずMagicを異なる値にしてください。(通貨ペアとMagicが同一の場合、どちらの設定が仕掛けたのかEAが分からなくなり、誤動作の原因となります。)

週末停止指定

週末に逆指値が残っていることがあります。

(EAはスプレッドが広がった時点で逆指値をキャンセルしようとしますが、その時に市場が閉まっているとエラーとなってしまい、キャンセルされずに週末持ち越しになります)

週明けに窓が開くと当然、リスクになります。(スプレッドが広がっているのでEAはキャンセルしようとしますが、先に逆指値注文が通る可能性があります)

このリスクは「良くも悪くも」というところで、大幅な利益になる可能性も、損失になる可能性もあります。(週末持ち越しのリスクをあえて取るという戦略もありえます)

週末持ち越ししたくない方は今回追加したパラメーターに週末停止時刻を設定してください。

WeekEndDayOfWeek = Friday;
WeekEndHour = 23;

WeekEndDayOfWeekは金曜日(Friday)か土曜日(Saturday)をリストから選択して、時刻を数字で入力してください。

週末持ち越しても問題ない方はWeekEndDayOfWeekにDoNotUseを選択しておけばOKです。(規定値はDoNotUseです)

EACommentとMagicNumberの表示

おまけのような機能なのですが、EACommentで入力した値とMagicNumberを画面左上に表示するようになりました。

WS003343

同一口座・MT4で異なる設定(PF重視版など)を稼動させると「どれがどの設定か」分からなくなるので、EACommentの方に”ZigZagBreakOut_PF”といった文字を入力して判別できるようにしました。

MagicNumberはMyfxbookなどで確認する際に判別しやすくなります。

今回の修正点は以上です。

ストップロスとトレイルについて

お知らせしていませんでしたが、ストップロスがかなりタイトな設定になっています。

このため、業者の違いや、相場状況によってはストップロスに引っかかってうまく利益が伸ばせないことが予想されます。

ZigZagのブレイク直後に反転して損失になっている場合は問題ありませんが、反転していないのにストップロスに引っかかってしまうことが多いようでしたら「StopLoss」を少し大きくしてみると良いと思います。

EURUSDストップ

上図は2月29日のEURUSD、一番上がストップロス100pointで、下が20pointです。(20pointの方はPF重視設定も稼動しているので2行表示されています)

このときは20pointでも100pointでも負けですから気にすることはありません。

GBPUSD

これはGBPUSD(ストップ20point)の結果です。2秒と3秒で負けています…

9秒で勝っているのもありますのでストップが浅すぎるかどうかはこれだけでは判断しづらいですが、GBPUSDの場合にはもっとストップロスを大きくしないと(バックテストで勝っていても)リアルでは勝ちづらいかもしれません。

また、トレイリングも少々タイトに設定しているので利益をもっと伸ばしたい場合にはトレイリング開始位置やトレイル幅を調整してみてください。(変更後のパラメーターでどのように変化するか、かならずバックテストして確認してから適用してください)

以上です。

※アップグレードはご購入時に送信されたメールから再度ダウンロードしてください。もし、新しいバージョンがダウンロードできない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてからダウンロードしてみてください。

※ご購入希望のお客様は下記のリンクからお願いします。(中ほどに購入先のリンクがあります。ご購入の前に下記リンク先の記事を良くご覧になった上でご購入をお願いいたします。)

当ブログ人気記事「zigzagブレイクアウト」のEA販売開始です!

その他開発ツール等

開発ラボ」に開発したツールの一覧があります。

ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

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