FXで勝てない人の特徴とは
「FXトレード勝利の羅針盤」にて興味深いことが書かれていたのでご紹介しておきます。
同じ事を学んでいながら、勝てている人と負け続けている人の差を学校でも同じ授業を学んでいながら成績に差があるように、『理解力の差異』と思い込んでおったのじゃが…、実はこれは誤謬であり違っておった
佐野さんの教材で同じ内容を学んでいるはずなのに、大きな差が出るのは「理解力の差異」だと思っていたが実は違っていて、「負け続けている人には高学歴で頭の良い人が多いくらい」なのだそうです。
※実は僕もこのブログを書かれている佐野さんに教わった一人だったりします。(佐野さんの教材「ビクトリーメソッドアドバンス」で勉強しました。)
では、どのような違いがあるのかというと・・・
学習が知識の積み重ねのレベルで終わってしまっていて、トレードにおける自身の悪癖の行動を変えようとはしていない、あるいは行動の変革が出来ていないという事か…。だからいつまでたっても何を学んでも元のまま
例えば損切りができない、あるいは遅いといった悪癖を正そうしなければいくら知識を詰め込んでも勝てるようにはなりません。
そして「足し算的思考」をすることが多いそうです。
『足し算的指向で、引き算指向を嫌う』
勝てない原因をツールに求め新たなインジケーターを探してみたり『足し算的指向で、引き算指向を嫌う』ことが多いのじゃ
初心者がハマりやすい罠ですが、インジケーターを沢山追加したり、あれこれ変えてみたりしたところで大差ないんですよね。
引き算的思考は逆で「消し去る」ことで「シンプル」な考え方をすることです。
引き算的思考の例として「無駄トレードを排除してトレードを厳選する」ということが書かれていて、ある人は何日も「わずか5~10pipsのチャンス」を待って、チャンスが来たら500万~2000万通貨のトレードをするそうです。500万通貨だと1pipでも5万円。本当に勝てるチャンスを厳選して仕掛けているわけですね。
『下げそうに思うんだけどどうかなぁ…。まぁ、行っちゃえ!』
などどいうトレードとは行動規範も確信度も天地の差であろう…。
あぁ・・・すみません。たまーにやってしまいますっ(苦笑)
学びが学びで終わっているうちは学ばざるに等しく、行動の規範が変革されてはじめて活きるものなのじゃのう…。よく『心が変われば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。』と言われておるが、学びもまた自身の悪癖矯正を含めて行動規範の変革ためにこそ行うべきものなのじゃ…
学習するだけでなく、行動規範を変革・悪癖矯正をしなければどれだけ学んでもその悪癖によって失敗を繰り返す結果になります。
これは浮動のあるレンジ性の相場などでの無駄トレードを徹底して排除できるようになった事によるものじゃが…、トレードは不思議なことに数多く行おうとするよりも、たとえトレード数が少なくなってもトレードは厳選したほうがトータル収支は向上するものなのじゃのう…。
私のようにシステム(EA)を作っていると悩ましいことがあります。
トレード数が減ってトータル収支が増えている場合には迷うことはないのですが、トータル収支も減ることが少なくないので「PFを重視するべきか」「総利益を重視するべきか」と・・・。
私の場合はあまりにもトレードが少なくなる場合にはカーブフィッティング(過剰最適化)を恐れて、少なくなり過ぎないようにしますが、そうでない場合にはPFの方を重視することが多いです。
総利益はあくまでも「同じサイズ(Lot)」で仕掛けた場合の結果なので、サイズを増やせば利益も増えますから、総利益にそこまで拘る必要はないと考えているからです。(つまり、佐野さんが書かれているように「トレードを厳選したほうが良い」と考えているということです)
行動規範の矯正
私の場合、行動規範の矯正のためにAutoOrderModifyというツールを作りました。
MT4裁量トレード支援無料ツールAutoOrderModifyFree公開!
損切りや利食いを強制することで、私の裁量(心理)で損を拡大したり、利食いのタイミングを逃したりすることがないようにしたわけです。
EAの開発も実は、私自身の心理が脆弱であるがゆえに作ったところがあります。(プログラマーですので、「少しでもコンピューターに任せて楽をしたい」という気持ちもありました(笑))
EAは「希望(希望的観測)」も「恐怖」もありませんから、仕掛ける条件が揃えば仕掛けますし、利食い条件や損切り条件に到達すれば否応無しに決済してくれます。
ただ、EAは「市場の状況・雰囲気」のようなものを感じとることはできませんから、「今はリスク高いな」とか「こういう相場では手を出さない方が・・・」という状況になったら「裁量で停止する」ことも大事なことだと思います。
一週間に10pips
一週間に+10Pipsなどは鼻で笑うトレーダーが多いものじゃ…。
ところがのう。計算してみると判ることじゃが…、『週間+10Pipsの利益でも、レバレッジ10倍では、年間に口座資金が1.5倍』になり…、『週間+20Pipsの利益では、レバレッジ5倍でも、 年間に口座資金が1.5倍』になるものなのじゃ…。」一週間に+10Pipsは笑えるものではなく…、鼻で笑う一週間に+10Pipsさえも実現できていない、むしろ-Pipsトレーダーの方が多いのが現状なのじゃのう…
この話はこちらのブログではよく出てくる話なのですが、「レバレッジ10倍でも年間に口座資金が1.5倍になる」そうです。こつこつと積み重ねていくことが如何に大事かということですよね。
「トレードの最初の目標」として高くもなく、それでいて鼻で笑うほど低すぎでもないので、最初の目標としてちょうど良いのではないか・・・ということです。
参考・出典
FXトレード勝利の羅針盤 ~FXで経済的自由を得よう!~
すごく良いことが書かれているのに、最初に「先週の動き」が非常に長く書かれているので読みづらいんですよね・・・もったいないなぁっていつも思っています。
Victory Method
引用元「FXトレード勝利の羅針盤」を書かれている佐野さんが作成されたVictory Methodで私も勉強しまして、今はプロトレーダーの仲間入りをしております。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
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