MT4のEAが持ったポジションを自動制御(損切り、利食い、トレイリングストップ等)するツールAutoOrderModifyEAPro
AutoOrderModifyEA Proとは
AutoOrderModifyEA Proは以下のような機能があります。
- 自動で損切り(StopLoss)や利食い(TakeProfit)を入れます
- 自動でトレイリングストップを実行します
- 自動でブレイクイーブン注文を実行します
- 複数のEAの制御が可能です
- 裁量トレードの制御も可能です
- 複数ポジションを合算して損切りやトレイリング・ストップを実行する
- EAとして稼動します。すべての注文に有効のため1つ稼動させればすべての通貨に有効です
- 証拠金から自動でストップロスとテイクプロフィットを設定します
- 複数ポジションの損益を平均して損切りやトレイリング・ストップを実行する
- 損失が大きくなった際に一時的な戻りを利用して、損切りする
- 上記機能はすべて使用/不使用の切り替えができます
- 発注時にEAが設定したStopLossとTakeProfitを変更できます(パラメーターで変更できないEAに対してSL/TPを変更できます)
- 直近の高値や安値をStopLossやTakeProfitとして自動設定できます
AutoOrderModifyEA Proは「複数のEA、裁量トレードそれぞれに対し個別に設定が可能」となっています。
主に「購入したEAを稼動させているがストップの設定が無い」とか、「トレーリング・ストップの設定が無い」場合などで、そのEAに損切り設定やトレーリングストップ機能を適用して使う場合に有効です。
また、OneClickMagicTreaderという「マジックナンバーというEAのポジションを管理する番号」を付加して発注するツールを併用することで裁量トレードでも「通貨ペア毎」や「手法毎」など、任意のパターンを作って登録することで自由な設定が可能になります。(当製品に付属しています)
AutoOrderModifyEA Proの機能説明
AutoOrderModifyEA Proの基本機能について簡単にご説明いたします。
自動で損切り(ストップロス)や利食い(テイクプロフィット)注文を実行
EAや裁量で持ったポジション(注文)に対して、損切りや利食い注文を実行します。
複数パターン登録しておいてEA毎や状況に応じて「切り替える」という使い方もできます。
自動でトレイリング・ストップを実行
トレイリング・ストップ機能の無いEAにトレイリング・ストップの制御を実行します。
損切り・利食い設定同様「このEAにはこの値を、こちらにはこの値を適用する」という制御が可能です。
トレイリングモード
StopLoss基準のトレイリングモード
StopLossを30pipsに設定、TrailingStopを20pipsに指定した場合
→20pipsの利益が発生したら、トレイリングを開始する。
→想定どおりに動いて利益が30pipsのとき、損切りは-20pipsとなる。
トレイル幅指定のトレイリングモード
トレイル幅(TrailingDistance)を30pips、TrailingStopを20pipsにした場合
→20pipsの利益が発生したら、トレイリングを開始する。開始した瞬間、損切りは-10pipsとなる。(20pips-30pips)
→想定どおりに動いて利益が30pipsのとき、損切りは0pips(建値)となる。(30pips-30pips)
今までのトレイリングストップよりも、自由な設定が可能になっています。
例えば、100pipsの利益が出たときに開始して、30pipsの最低限30pipsの利益を確保する場合はTrailingDistanceを70pips、TrailingStopを100pipsと設定します。
HighLowトレイリングモード
「仕掛けた次の日に利益が乗っていたらストップロスを(買いの場合には)前日安値(の前後)に設定しなおす。」といったルールの場合に有効な機能です。
トレイリングの機能として開発したため、前日安値>現在のストップロスの場合のみ設定します。(前日安値の方が現在価格に近い場合のみ設定)
さらに次の日に安値が切り上がっていれば再設定されます。
上記の例では日足ですが、一分足~週足まで対応しています。
以下は1時間足で設定した例です。
仕掛けた後、利益が乗って1時間足の1本前安値にストップロスが移動しています。(122.8円前後)
さらに価格が上昇して安値が更新されたため、ストップロスも切り上がりました。(122.93円)
やや押されていますが、再上昇すれば現在の足の安値(123円前後)にストップロスが移動します。下落してストップロスラインに到達した場合には利益確定となります。
自動ストップロス計算機能
「現在の証拠金の何%」という単位でストップロス設定できるようになりました。
自動でブレイク・イーブン注文を実行
ブレイク・イーブン注文とは「ここまで利益が出たら注文時の価格の少し上にストップロスを移動しておく」という機能です。
これを用いることで「勝っていたのに逆行して損失になった…」ということが防げます。
トレイリングとブレイクイーブンにパーセント入力が可能になりました
今までは、トレイリング開始とブレイクイーブン開始は「指定したPips以上の利益が出た場合」という指定のみでしたが、「利益確定(TakeProfit)の○パーセントまで利益が増えた場合に開始」という設定が可能となりました。
たとえば、ドル円100円で購入(BUY)、利益確定(TakeProfit)が110円とした場合に「トレイリング開始はパーセント指定で50」としておくと105円まで上昇した時点でトレイリングが開始されます。
【50%でトレイリング開始】
110円 TakeProfit
105円 トレイリング開始
100円 購入価格
ブレイクイーブンも同様です。上記の例に「20%でブレイクイーブン開始」を入れると下記のようになります。
【50%でトレイリング開始】
110円 TakeProfit
105円 トレイリング開始
102円 ブレイクイーブン開始
100円 購入価格
通貨ペアや状況(ボラティリティ)を気にせず、一律で適用できるので、色々なEAに適用可能な柔軟性の高い設定方法ではないかと思います。
複数ポジション合算機能
複数ポジションを持つことの利点
普段、1トレードに3万通貨ずつトレードしている人が「今回は様子見で1万通貨を先にいれて(打診買い/売り)、利益が乗ったので増し玉をする」とか、「損失が発生しているが、方向は間違っていないようなのでナンピン買い(売り)」といったパターンがあります。
中級者以上の慣れている人であれば、「分割して仕掛ける」という手法を使っている人は多いはず。
なぜなら「ベストなタイミングで仕掛けられることは稀」だからです。
例えばですが、「ブレイクアウト直後に1つ、そのまま伸びるようならそのまま伸ばす(あるいは増し玉)。もし反転したらブレイクしたラインがサポレジに変わったことを確認して残りを入れる。ブレイクアウトがダマシに終わったと判断したら残りは使わず最初の1つを損切り」という戦略。
ブレイクアウトがダマシに終わっても損失が少なく済みます。(もちろん、サポレジに変わったことを確認してから全部入れてもいいのですが、それだとブレイクしてドンドン伸びるパターンのときに指を咥えてみていないといけないので…)
複数のポジションをタイミングを変えて仕掛けることで戦略に幅が生まれます。
自信がある場合や、「チャンスだ!」と思ったら一気に全弾発射でも構いませんが、少し微妙な動きをしている場合には分割して仕掛ける方が良い結果になることが少なくありません。
複数ポジションを合算して手仕舞いする
今までの「AutoOrderModifyEA」では複数のポジションを持っても「それぞれ別物」として管理されるため、トレイリング・ストップも損切りも個別に設定されていましたが、複数ポジション合算機能を使うと「複数仕掛けていても1つのトレードとして収益を判断する」ために「合算した収益」をベースに「損切り」や「トレイリングストップ」「ブレイクイーブン」を設定することが可能になります。
「合算した状態での損切り位置がどこか」が一目でわかりますし、ある程度利益が乗ったところで「自動ブレイクイーブン機能」が動けば「どこが損益分岐点か」もわかります。
「今まで分割トレードしたことがない」という人も、これを機に試してみてはいかがでしょうか。
※AutoOrderModifyEA Proの合算機能は「同一通貨ペアの同一方向(買/売)」のみ合算します。異なる通貨ペアや異なる方向の場合には別トレードとして扱います。追加注文を入れると「同一通貨ペアの同一方向のポジション」があればストップロスの位置等を再計算します。
AverageMode機能
AutoOrderModifyEA ProにはSummaryMode(合算機能)があり、「同一通貨ペアで同一方向のトレード」に限って損益を合算する機能がありますが、それを更に拡大して「通貨ペア・方向に限らず、すべて合算して平均する」機能が今回追加したAverageModeです。
例えばGBPUSDとEURUSDのロングポジションを持っている状態で、USDのロングもリスクヘッジのために持っておきたいということでUSDJPYのロングポジションを持ったとします。
AverageModeはヘッジで持っているポジションも含めて損益を合算して「損切り・トレイリングストップ・ブレイクイーブン」を行うことができます。
また、両建てもできるので例えば「ショートを持っていたが、ロングが強くなってきたのでロングポジションを積み増していって利益目標に到達したらまとめて決済」するといった使い方もできます。
さらにEAが異なっていても決済できるので、機軸となるEAとヘッジ用のEAを稼動させておいて、まとめて操作・決済するということもできます。
トレイリングのDistanceModeに%指定
これまではPips指定のみでしたので、トレイル幅(TrailingDistance)に20と指定すると、30pips順行しても100pips順行してもトレイル幅は20pipsでしたが、%指定することで幅を可変にすることができるようになりました。
パーセントで70を指定すると30pips巡航時には21pipsの利益を確保(30×0.7)し、100pips順行した場合には70pipsの利益(100×0.7)を確保するようにストップロスを設定します。
指定方法は今回新しく追加したTrailingDistanceInputModeにPercentを指定し、TrailingDistanceに値(70%の利益を確保したい場合には70)を入力するだけです。
複数ポジション合算時やAverageModeでも有効です。
損失低減機能
トレイリング・ストップや、ブレイクイーブンなど「利益を確保する」ための機能はありましたが、損失を低減する為の機能はありませんでした。 そこで、今回追加した機能が「損失低減機能」です。
買い(ロング)で入った後、ストップロス近くまで価格が下がり再度上昇した場合‥ブレイクイーブンが開始されるまで戻れば良いですがその可能性は高くなく、半分戻せば十分とみて損切りしたい‥ということがあると思います。
こういった場合に損失低減機能が利用できます。 例として、初期ストップロスは100pips、損失低減機能開始は80pips、損失低減機能での損切り位置は40pipsとします。
この場合の設定はStopLossに100、UseLossReductionをtrueに変更し、LossReductionは80、LossReductionStopLossに40と入力します。
すると、損失が80pipsになった時点でTakeProfitが40pipsの(損失となる)位置に移動し、ここまで戻れば決済(40pipsの損失)となります。この機能はSummaryModeやAverageModeでも利用できます。
StopLossとTakeProfitの強制上書き機能
基本的にはStopLossとTakeProfitが設定されていない場合のみ、パラメーターで設定したStopLossとTakeProfitに変更する‥というのが当製品の機能ですが、お客様から「EAが設定したSL/TPを変更したい」というご要望がございましたので、強制上書き機能を実装しました。(通常はパラメーターで変更できるようにするもの‥と思っていましたが、意外と変更できないEAも少なくないようです)
パラメーターUseForceSLTPをtrueにすると、EAなどが発注した際に設定したStopLossやTakeProfitを無視して上書きします。
ただし、買いの場合は変更するStopLoss値が既に設定されているStopLossより(価格が)大きい場合のみ機能します。売りの場合は逆に小さい場合のみ機能します。(※狭いストップロスを広くする場合には使えません。広すぎるストップロスを狭くする場合にのみ使えます。)
なお、TakeProfitのみ変更することはできません。(StopLossが小さいかどうかで変更注文の実行が決まるためです)
その場合には、申し訳ございませんがStopLossを1pointだけ小さく設定してください。(僅かでも小さい値を設定すれば強制上書き機能が実行されます)
例)TakeProfit10pips、StopLoss20pipsのEAで、TakeProfitを20pipsにしたい場合、UseForceSLTPをtrue、TakeProfitを20pips、StopLossを19.9pipに設定
直近の高値・安値をStopLossおよびTakeProfit に設定する
直近の高値や安値をStopLoss に設定できます。(買いの場合には安値、売りの場合には高値に設定します)
上図は直近10本の高値・安値にStopLoss とTakeProfit を設定した例です。(使用する本数はパラメーターで指定可能です)
指定した値(pips)分だけ、高値・安値から離れた位置に設定することもできます。
StopLossのみ高値・安値を使用し、TakeProfitはStopLossで発生する損失を基準に設定することも可能です。
以下にその例を示します。
上図は直近10本の安値をStopLoss に設定し、それと同値(pips)のTakeProfit を設定した例です。
これは1.0倍で設定していますが、例えば「StopLoss(損切り)の1.5倍でTakeProfit(利食い)する」ということもできます。
OneClickMagicTraderを大幅に強化したScalTradeAssistProという製品を開発しました。
AutoOrderModifyEA Proと非常に相性が良いツールです。(ScalTradeという名前ですが、スキャルピングトレード以外でも非常に有用なツールとなっています)
ScalTradeAssistProとAutoOrderModifyEA Pro 二製品のセット販売も実施しています。
AutoOrderModifyEA Pro + ScalTradeAssist(セット)
ScalTradeAssistPro(5,900円)とAutoOrderModifyEA Pro(4,900円)の合計10,800円の所、¥7,980で販売中です。
ScalTradeAssistProの詳細については、ScalTraderAssitProの製品ページをご覧ください。
価格および販売(ダウンロード)ページ
4,900円で販売中です。
販売サイト
☆FX研究日記(別館)
お支払いはクレジットカードまたは銀行決済、Paypalに対応しています。
(その他の決済方法でご購入したい場合には、別途ご相談ください)
デモ版の配布を開始しました
当ソフトはライセンス登録をしなくても、デモ口座であれば使用できます。(ただし、OneClickMagicTraderは同梱されておりません。裁量トレードの制御をする場合にはマジックナンバーに0を指定してください。)
以下のURLからファイルをダウンロードしてお試しください。(ファイルは製品版と同じものです。ご購入後、ライセンス登録するだけで製品版同様に使用できます)
※クリックでダウンロードできない場合には、右クリックメニューから「ファイルとして保存」等でダウンロードしてください。
※デモ口座でライセンス入力のエラーメッセージが表示される場合には、正常にデモ口座として認識されていない可能性があります。MT4の再起動等でも認識されない場合にはブローカーを変えてみてください。(一部のブローカーのMT4ではEAを禁止していたり、正しくデモ口座として認識されないものがあるようです。)
MT5版の販売を開始しました
MT5で動作するAutoOrderModifyEA Pro for MT5を開発いたしました。
MT4ではなくMT5でご利用になりたい方はこちらをご購入ください。
どちらが良いかわからない方はMT4版をおすすめいたします。MT5は対応するインジケーターやエキスパートアドバイザーが少なく、今後も普及するかどうかはまだ不透明です。
MT5版をご希望の方は以下のURLを御覧ください。
AutoOrderModifyEA Pro for MT5 リリースのお知らせ
よくある質問
Q.MT4を複数起動した場合、AutoOrderModifyもそれぞれのMT4で起動する必要がありますか?
A.いいえ。口座が同一であればAutoOrderModifyは「いずれか1つ」に設置するだけで機能します。口座が異なる場合には口座毎に設置して下さい。
Q.MT4のEAを停止しても設定は生きているのでしょうか?
A.既にポジションを持っていてSL/TPがAutoOrderModifyで変更された後でしたら、その注文は残ります。トレイリングやブレイクイーブンは停止直後から停止します。また、停止してから発注したポジションのSL/TPは設定されません。
Q.裁量トレードでポジションを持った際にSLを指定した場合も、トレイリングやブレイクイーブンは機能しますか?
A.はい。AutoOrderModifyがSLを設定したかどうかは見ていません。裁量でSLを指定した場合もトレイリング・ストップやブレイクイーブン機能が動きます。
Q.自宅のPCでは問題なく認証できたが、VPSで動かそうとすると「Error in webrequest. Error code = 0」というエラーが表示されます。
A.セキュリティ設定によって通信が制限されているようです。
下記のサイトを参考にIE ECSの管理者のセキュリティ強化構成をOFFにしてみてください。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0808/01/news144.html
認証し、設定を適用した後はセキュリティ強化構成をONに戻していただいても問題ないと思います。
(ただし、MT4を再起動した場合には再度認証しますのでセキュリティ強化構成をOFFにして再認証する必要があります)
※セキュリティ強化構成を変更した後、MT4の再起動をしてからAutoOrderModifyEAProを再設置してみてください。
(VPSの再起動が必要になる場合もあるようです。私は不要でしたが、一部のお客様では再起動する必要があったというご報告がありました。)
AutoOrderModifyEA Proのインストール
1.上記サイトより購入手続きが完了しますと、ダウンロードボタンが表示されますのでボタンをクリックしてダウンロードしてください。
2.ダウンロードしたファイル(zip圧縮ファイル)を解凍し、AutoOrderModifyEAPro.ex4をコピーします。(まだ貼り付けしません)
3.MT4を起動し、上部メニューのファイル(F)からデータフォルダを開くをクリックします。
4.開いたフォルダ(エクスプローラー)からMQL4→Expertsの順に開き、2.でコピーしたAutoOrderModifyEAPro.ex4を貼り付け(ペースト)します。
5.MT4を再起動するか、ナビゲーターウィンドウのエキスパートアドバイザー上で右クリック→更新するとナビゲーターウィンドウにAutoOrderModifyEAProが表示されます。
以下はリアル口座で使用する場合のみ設定が必要になります。(デモ口座の場合、設定する必要はありません)
6.AutoOrderModifyEAProをチャートに設置し、全般タブのDLLの使用を許可するにチェックを入れます。
7.パラメーターのMailAddressに購入時のメールアドレスとOrderNumberに注文番号を 入力してOKボタンを押してください。入力情報に誤りがある場合「License error. Please check your license.」と表示されます。 パラメーターをよくご確認ください。
登録できるライセンスは5つまでです。不要なライセンスを削除したい場合には別紙「ライセンス申請説明書.pdf」を御覧ください。
AutoOrderModifyEA Proの設定
ナビゲーターウィンドウに表示されている「AutoOrderModifyEAPro」を任意のチャートにドラッグ&ドロップします。
※1つのMT4(口座)に1つ設置すれば、そこで稼動している全てのEA、裁量トレードが対象になります。
全般タブ:「自動売買を許可する」にチェックを入れてください
パラメータータブ:以下の説明に従って必要な設定をしてください。
各パラメーター設定
設定パターンを定義し、パターンを適用するEA(マジックナンバー)を指定します。
パターンは10通りまで登録できます。(0~9パターン)
License(ライセンス)
MailAddress:購入時のメールアドレスを設定します。
OrderNumber:購入時の注文番号を設定します。
Settings(各種設定)
ParePrefix:自動ストップロス計算に使用する通貨ペア設定です。通貨ペアの頭に'(シングルクォート)といった文字が付加されてる場合にはここに、頭文字を入力してください。
PareSuffix:自動ストップロス計算に使用する通貨ペア設定です。通貨ペアの末尾に.(ピリオド)やProといった文字が付加されてる場合にはここに、末尾の文字を入力してください。
UsePipEqualPoint:小数点以下の桁数が2桁/4桁の場合には1pips=1pointとする設定です。既定値はfalseで無効となっています。小数点以下の桁数が2桁/4桁の通貨ペアを1pips=1pointと判別させたい場合には本機能を有効(true)としてください。
UsePattern:trueにすると「パターン」を有効にします。falseにすると無効です。
MagicListExample:マジックナンバーの入力例です。変更の必要はありません。
MagicList(Max):適用するマジックナンバーを入力します。カンマ区切りで最大10個まで登録できます。
※裁量トレードを対象にする場合には0を入力してください。
※すべてを対象にする場合には*を入力してください。
UseSummary:複数ポジションを合算する場合にはture、個別管理する場合にはfalseを指定します。
UseAverage:複数ポジションを平均化する場合にはture、個別管理する場合にはfalseを指定します。なお、UseSummaryと
UseAverageは同時に使用することはできません。(両方trueにした場合、UseAverageが優先されます。)
UseMoneyManagementStopLoss:自動ストップロス計算を使用する場合にはtrue、使用しない場合にはfalseを指定します。
StopLoss(pips or %):ストップロスの設定値です。自動ストップロス計算を使用する場合には%で入力してください。自動ストップロス計算を使用しない場合はpipsで入力してください(ストップロスを使用しない場合には0を入力してください)
UseMoneyManagementTakeProfit:自動テイクプロフィット計算を使用する場合にはtrue、使用しない場合にはfalseを指定します。
TakeProfit:使用するテイクプロフィット(利食い値)です。自動テイクプロフィット計算を使用する場合には%で入力してください。自動テイクプロフィット計算を使用しない場合はpipsで入力してください(使用しない場合には0を入力してください)
UseForceSLTP:他のEAが設定したStopLossとTakeProfitを上書きする機能です。EAが設定したStopLossやTakeProfitを変更したい場合のみtrueにします。設定されているStopLossとTakeProfitを無視してAutoOrderModifyEA Proのパラメーターに従って変更注文を出します。ただし、買いの場合は変更するStopLoss値が既に設定されているStopLossより(価格が)大きい場合のみ機能します。売りの場合は逆に小さい場合のみ機能します。(※狭いストップロスを広くする場合には使えません。広すぎるストップロスを狭くする場合にのみ使えます。)
なお、TakeProfitのみ変更することはできません。その場合には、StopLossを1pointだけ小さく設定してください。既定値はfalseです。
UseHighLowStopLoss:HighLowStopLossモードを使用するかどうかの設定です。使用する場合にはtrue、しない場合にはfalseを設定してください。
HighLowStopLossAdjustment:高値・安値から設定を離すための調整値です。現在価格から離す(高値より高く、安値より安く)設定する場合にはプラス値、現在価格に近づける場合にはマイナス値を入力してください。入力はPips単位です。
HighLowStopLossRange:高値・安値を判断する際の足の本数です。初期値の0のままだと機能しません。有効な正の整数を入れてください。(現在の足を含めて20本とする場合には20と入力します)
HighLowStopLossTPMode:HighLowModeとStopLossModeがあります。StopLossModeはStopLossを基準にTakeProfitを設定します。TakeProift設定は、後述のHighLowStopLossTPReverceRatioの設定よって変わります。HighLowModeは直近の高値・安値を基準にTakeProfitを設定します。
HighLowStopLossTPAdjustment:HighLowStopLossTPModeがHighLowModeのときのみ有効な調整値です。HighLowStopLossAdjustment同様、現在価格から離したり、近づけたりする場合に入力します。
HighLowStopLossTPReverceRatio:HighLowStopLossTPModeがStopLossModeのときのみ有効なStopLossに対する比率です。TakeProfitをStopLossと同値(pips)にしたい場合は既定値の1.0を使用します。TakeProfitをStopLossの1.5倍にしたい場合には1.5と入力してください。
HighLowStopLossTimeFrame:HighLowStopLossで使用する時間足を指定します。
UseTrailing:トレイリング・ストップを使用するかどうかです。使用する場合にはtrue、しない場合にはfalseです。
TrailingMode:トレイリングモードを設定します。StopLoss/Distance/HighLowから選択してください。
TrailingInputMode:トレイリング開始位置の入力方法です。Pipsを選択した場合にはpipsで、Percentを選択した場合には利益達成率(%)でトレイリング開始位置(TrailingStop)の指定をします。
TrailingStop:トレイリング・ストップを開始する位置です。TrailingInputModeがPipsの場合、指定したpips分の利益が発生するとトレイリングストップを開始します。Percentの場合にはTakeProfitまでの達成率が入力した値を超えた場合にトレイリングを開始します。
TrailingDistanceInputMode:トレイリング幅の入力方法です。Pipsを選択した場合にはpipsで、Percentを選択した場合には最大 利益を100%とした場合の利益確保率を指定します。(70と指定すると50pips順行した場合35pips(50pips×0.7)の位置にス トップロスを置きます)
TrailingDistance:トレイル幅です。トレイリングモードがDistanceの時のみ有効です。
TrailingHighLowTimeFrame:HighLowで使用する時間軸です。トレイリングモードがHighLowの時のみ有効です。使用しない場合にはDo Not Useを選択します。(規定値はDo Not Useです)
TrailingHighLowBuffer:HighLowの前後にストップを置く(微調整する)場合に指定します。
TrailingStep:指定したpips毎にストップロスの位置を変更します(変更注文が大量に発生しないように、余裕を持たせています)
UseBreakEven:ブレイクイーブン機能を使用する場合にはtrue、未使用の場合にはfalseを入力してください。
BreakEvenInputMode:ブレイクイーブン開始位置の入力方法です。BreakEvenInputModeがPipsの場合、指定したpips分の利益が発生するとブレイクイーブンを開始します。Percentの場合にはTakeProfitまでの達成率が入力した値を超えた場合にトレイリングを開始します。
BreakEven:BreakEvenInputModeがPipsの場合、指定したpips分の利益が発生するとブレイクイーブン処理を開始します。Percentの場合にはTakeProfitまでの達成率が入力した値を超えた場合にトレイリングを開始します。
BreakEvenProfit:指定したpips分の利益を確保するようにストップロス注文を変更します(スプレッドや手数料を加味しても収支トントン(または微益)となる値を入力してください)
UseLossReduction:損失低減機能を使用する場合にはtrue、未使用の場合にはfalseを入力してください。
LossReduction:損失低減機能を開始する損失pipsを入力します。
LossReductionStopLoss:損失低減機能が開始した後に損切りするストップ値を指定します。
最大10パターン登録可能です。使用しない場合にはUsePatternをfalseにしてください。
(既定値はfalseですので、使用しない場合には無視していただいて構いません)
設定例
「0のパターン」はマジックナンバーが123456のEA、「1のパターン」はマジックナンバーが77777と88888のEA、「2のパターン」は裁量(マジックナンバー0)のように設定
マジックナンバーが123456のEAは、「0のパターン」を使用するが、ボラティリティが大きくなった場合は「1のパターン」を使用するように定義しておく。ボラティリティが大きくなった場合、Pattern0びUsePatternをfalseにしPattern1のUsePatterをtrueにするだけで設定の切り替えを行う、等
設定値が画面で確認できるようになりました(2022/1/3追記 Ver1.50以降)
設置したチャートの左上に主な設定値が表示されるようになりました。(全ての設定が表示されるわけではございません)
設置時にエラーが発生した場合にはここにエラーメッセージが表示されます。
OneClickMagicTrader(付属EA)
このEAにはOneClickMagicTraderが付属しています。(これまでは簡易版の付属でしたが、Proからは製品版が付属します)
OneClickMagicTraderの使い方は以下のサイトをご覧ください。
⇒ ワンクリックでマジックナンバー付き発注・決済を行うツールOneClickMagicTreader公開!
主な使い方
AutoOrderModifyEA Proをご利用になる場合、まずはデモ口座等での動作確認をオススメしています。
その際に「EAがいつトレードするかわからない」となかなか動作確認ができませんので、「マジックナンバー付きですぐに注文できるEA」としてご利用ください。
このEAを用いて「マジックナンバーを付加して裁量トレードを行う」ことで「AutoOrderModifyEAで制御する」ことも可能です。
注意事項
リアル口座でご利用になる前に、まずはデモ環境等で動作をご確認ください。
リアル口座でご利用になる場合、デモ環境等で確認・設定したパラメーターを「保存」し、リアル口座環境で「読み込み」してください。(手入力で誤った設定をしていてリアル口座で想定外の動作をした…という例があります)
当ツールを利用したことに関連して生ずる損害について、一切責任を負いません。(自己責任でお使いください)
ご購入者は個人使用・業務使用に関わらず自由にご使用いただいてかまいません。
当ツールの加工・販売等は禁止といたします。
なお、ライセンスは1つのご注文につき5ライセンス(5口座まで)となっております。5口座までは同時に使用できます。それ以上 必要な場合には申し訳ございませんが、もう1つご購入ください。
不要なライセンスは削除することができます。ライセンス申請説明書.pdfに削除方法が書いておりますので、削除したい場合にはそち らを御覧ください。
もし不具合等ございましたら当記事のコメント欄またはメールでご連絡ください。
メールアドレス:support@tasfx.net
開発後記
AutoOrderModifyシリーズ最後にして最高機能を持ったツールとして「AutoOrderModifyEA Pro」を開発しました。
最高機能のツールということで、OneClickMagicTraderも同梱しています。
基本的にはEAを制御するツールですが、OneClickMagicTrader(あるいはScalTradeAssist)を併用すれば、裁量トレードでも色々な使い方ができるようになっています。
ぜひ、お試しください!
その他開発ツール等
「開発ラボ」に開発したツールの一覧があります。
ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。
AutoOrderModifyEA Proって既に販売していたのですね。知らずに今日AutoOrderModifyProを購入してしまいました。割安での「Upgradeサービス」等はございませんでしょうか。