エンベロープは、(主に)1本の移動平均線から一定のパーセンテージで乖離したバンドを上下に伴ったもの。
エンベロープはボリンジャーバンドに似ているが、ボリンジャーバンドよりも前からあった指標である。
【計算式】
上バンド = 移動平均 + (移動平均 × N%)
下バンド = 移動平均 - (移動平均 × N%)
Nは市場や商品などで変化する。
<エンベロープを使用したテクニカル分析>
主な使用方法は2通りある。
[トレンドフォロー(順張り)として使用する]
1.価格がバンドを超えたら、超えた方向へ仕掛ける。
(上バンドを超えたら買い、下バンドを超えたら売り)
2.仕掛けた後、反対側のバンドを超えたら手仕舞いし、超えた方向へ仕掛ける。(ドテンする)
[カウンタートレード(逆張り)として使用する]
1.価格がバンドに近づいたら逆方向に仕掛ける。
(上バンドに近づいたら売り、下バンドに近づいたら買い)
2.そのまま価格が動き、バンドを超えたらロスストップ(損切り)
3.仕掛けた後、逆方向のバンドに近づいたら手仕舞いし、逆方向に仕掛ける。(ドテンする)
<参考書籍>
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