EATradeStop Ver 3.00 リリースのお知らせ

EATradeStop ご連絡・雑記
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以下の機能追加及び不具合修正を行いました。

  • UseFixedProfitの金額計算に入出金履歴も加算される不具合の修正(MT5版のみ)
  • 設定用Windowsアプリケーションの追加

Ver2.15で追加した「確定した利益」に到達すると停止する機能で、「入出金の金額も加減算される不具合」がMT5版のみで発生しましたので、この不具合の対応を行っております。

また、設定用Windowsアプリケーションを追加しました。(こちらが本命です)

度重なるバージョンアップで機能追加を行った結果、パラメーターがかなり多くなり、設定が難解であることと、ライセンス申請からインストールを行う手順も煩雑であったため、この「EATradeStopコントロールパネル」に集約しました。

これで初期設定のお客様の負担がかなり軽減できるのではないかと考えています。

アップデートについて

最新版をダウンロードしますと、「手動インストール」というフォルダがございます。このフォルダが今までの方式と同じものになります。

「手動インストール」フォルダのIndicatorフォルダにあるEATradeStopをご利用ください。(MT5版でUseFixedProfitをご利用でないお客様は更新の必要はございません)

今後は新しく追加された「コントロールパネル」を利用して設定を行いたい場合には、「EATradeStop説明書」を御覧いただきながらインストールをお願いいたします。

なお、コントロールパネルをご利用頂く場合にはMetaTraderで設定したパラメーターは利用できません。コントロールパネル側で再設定していただく必要がございます。

ダウンロードはいつもどおり、ご購入のショップからお願い致します。
(右上の「ログイン」からログインしていただき、「マイページ」からダウンロードできます。)

ショップ – FX研究日記 別館

※ゴゴジャンでご購入のお客様はゴゴジャンからダウンロードをお願いいたします。また、ゴゴジャンの操作でご不明の場合にはゴゴジャンへお問合せをお願いいたします。

Windowsアプリの開発について

ここからは雑記的なものです。興味のある方だけ御覧ください。

最近、更新さぼっているな‥と思っていらっしゃった方がいるかと思いますが、このアプリを作っていました。

まず、ライセンス認証に関する問い合わせが結構多く、間違えられる方もいらっしゃったので、この問題を解決したかった‥。

そして、「説明書をよく読まないと設定できない」というのも問題でした。バージョンアップを続けて機能を追加していったために「膨大に増えたパラメーター」、それも「拙い英語表記」であるため説明書とにらめっこしないと設定できない点も改善したかった点です。

これらの問題をすべて解決するために開発したのが今回追加した「EATradeStopコントロールパネル」です。

WindowsFormによる開発

構想を始めたのは去年の9月頃だったと思います。最初は古き良き「Windowsフォーム」アプリで作る案を考えましたが、すぐに却下しました。

WindowsフォームというのはMT4BackTesterなど、私の主なWindowsツールで使っているものでその歴史は古く、Windows95の頃には存在していた前世紀の遺物です。(今の時代だと「Windows95って何?」という人もいるかもしれません。1995年に発売されたWindowsになります。)

MT4BackTester

見るからに古いですよね‥。基本的なパーツはWindows95時代とあまり変わっていません。ボタン等がフラットになっているくらいでしょうか。

これを使った開発であれば慣れていますし、開発期間は短くできますが、せっかく新規で作るなら「こんなもの」ではなく、もっと新しいものにしようと考えました。

WPF

Windowsフォームの後にマイクロソフトによって開発されたのがWPFです。これも歴史はなかなか古く、2006年に初リリースされました。

私が開発したツールではFXTradeDiaryがWPFで開発した唯一無二のものです。

なんとかWindowsフォームよりは見た目を良くしようと頑張った感はあります(笑)

ですが、WPF単体で使うと大きな差は残念ながらありません。大きい点は背景をグレーにしなくても良いくらいでしょうか。(Windowsフォームでグレー以外にすると逆に格好悪くなります)

しかし、あまりにも使いづらくて「WPFなんて二度とやらん」と心に決めていたためWPFも対象外です。

.NET MAUI

これが最も新しい、マイクロソフトが提供している開発用フレームワークです。

MAUIはMulti-Platform App UIで、Windows、MacOS、iOS、Androidのすべてで動作するアプリを作れるツールということで、こういった「マルチな展開」をするのであればピッタリなフレームワークになります。

ですが私が作りたいのはWindowsのみで、iOSやAndoroidで動作する必要はまったくありません。

そして、このツールで格好良いアプリを作るのはなかなか難しいです。Windowsだけでなく、スマートフォンでも動作しなければならないという制約が最初からありますから、当然です。

もう一つ問題があり、インターネット上には情報が少なく、参考書籍もほとんどないことでした。

ごく基本的な開発方法は書かれていますが、私が知りたいのはそのようなことではなく、どうやって格好良い、「モダンなアプリ」を作るかでした。

書籍を購入してあれこれサンプルアプリをいくつか作ったりしていましたが、はっきりいって見た目がWindowsフォームと大差なく、「これでやるならもうWindowsフォームで良くない?」という気持ちが出てきて考え直すことにしました。

WPF + Prism + Material Design

実はこの「WPFにPrismフレームワークとマテリアルデザインツールを導入する」方法についてはMAUIを始める前に知っていました。

なぜ一度「没」にしたかと言うと、学習コストが高すぎたからです。つまりムズイ‥。

しかし「もうこれを覚えるしか無い」と腹をくくってしまえば別です。幸い情報はMAUIと比べれば格段に多く、時間はかかるものの調べながら作って、この画面が出来上がりました。

断然見栄えが違いますよね‥!自分で言うのもなんですが結構よくできたと自画自賛しています(笑)

本格的に作り始めたのは去年の11月頃。完成まで5ヶ月くらいでしょうか。ずっと開発に没頭していたわけではないんですが、少しずつ時間を取ったりしてちょこちょこ作っていって、なんとか完成に漕ぎ着いた次第です。

ブログの更新や既存ツールのアップデートが少なくなっていたのはこのツール開発にリソースを割いていたのが原因だった‥というわけですね。

今後のツール開発

せっかくノウハウも蓄積されましたから、MT4BackTester(と言いつつ、MT5もバックテスト可能)もこの方式で再開発しようと考えています。

それ以外のツールに関しては新規開発するほど売れていないので、今のところ、開発する予定はありません。(そのうち考えるかもしれませんが、当面は無いと考えてください。ご要望があれば優先度はあがると思います)

コメント

  1. kk より:

    FXTradeDiaryのWPF + Prism + Material Design版お願いします!笑

    • emija より:

      ご要望ありとうございます。
      FXTradeDiary‥ほとんど売れてないんです‥(;;)
      ですので、他のツールよりも後回しになるかもしれませんが、時間に余裕ができたら検討してみます。

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