窓チェックインジケーター[GapCheck]

週の初めに示現する窓(ギャップ)をチェックするインジケーターを作りました。 ※2015年9月14日 インジケーターを修正、あわせて記事も加筆・修正しております。

窓チェックインジケーター(GapCheck)の概要

インジケーターの見方は以下のとおりです。 GapCheck 白くて太い線が開いた窓を示しています。 左上には「開いた窓の大きさ」をpipsで表示。 右下にはMACDが0ラインより上か?とか、MACDラインがシグナルラインより上か?とか見てハンドサインを表示します。 上向きの赤いハンドサインの場合、0ラインより上でMACDがシグナルより上。上向きのオレンジハンドサインはMACDがシグナルより下になっている状態。 下向きの青いハンドサインは0ラインより下でMACDがシグナルより下。下向きの水色ハンドサインはMACDがシグナルより上になっている状態。 つまり、赤>オレンジ>水色>青 の順に上昇トレンドの強さを示し、青>水色>オレンジ>赤の順に下降トレンドの強さを示しています。 ハンドサインが赤やオレンジばかりであれば「どの時間でも上昇トレンドが強い」と判断し、逆に青や水色ばかりであれば「どの時間でも下降トレンドが強い」と判断します。 なお、MACD表示は窓(ギャップ)とは何の関連もありません。(なんとなく付けてみただけです(笑)) GapCheckIndi2 青い破線が前日最安値。上の画像には表示されていませんが赤い破線が前日最高値です。 青い点線は1本前の安値です。上の画像では30分足で表示しているので30分足、1時間足、4時間足の安値を表示しています。5分足で表示すると更に5分足、15分足での1本前の安値を表示します。 赤い点線は1本前の高値です。表示方法は安値と同じです。 「他の時間で見た場合に窓を埋めていたらしい」という状況を防ぐためと、利食い目標として使うために表示しています。 自分でラインを引けばいい話なんですけどね・・・。

最新版追加・修正点(2015年9月14日)

パラメーターを大幅に修正しました。 今回の修正で以下の操作が可能となっています。
  • ギャップ(pips)の表示位置や色が変更可能、非表示とすることも可能。
  • 各種ラインの表示色が変更可能。(noneにすると非表示にできる)
  • MTF MACDの表示/非表示切り替えが可能
  • MTF MACDの表示位置や微調整が可能
  • 「小数点以下桁数パラメーター」の廃止(自動取得に変更)
今回の修正のきっかけとなったのはbuild600以上のMT4でMTF MACDが正しく表示できない(日本語OSの場合、Wingdings224番以降が表示できない)という問題があったことと、「意外と使われているらしい」ことが発覚したためです。 ※Wingdings224番以降が使用不能となったため、矢印ではなくハンドサインに変更しました。本当は斜め上や斜め下を示す矢印が使いたいのですが・・・Wingdings224番以前の番号にはそのような値がないので、仕方なくハンドサインにしています。 使われていないようであれば放置しても良かったのですが、このようなものでも愛用している人が(私が確認した中だけでも)何人かいらっしゃるようでしたので、修正することにしました。
必要なら勝手に修正しやがってくださいませ。 ソースコード汚いとか文句言わないでくれさい。動けばいいやって感じで作ったですし。
この記事を書いた頃はこのようなスタンスだったのですが、そうは言ってもプログラミングが苦手な方が結構いるようですので…

GapCheckインジケーターのパラメーター(最新版対応)

GapCheckインジケーターには、以下のようなパラメーターがあります。 基本的にはそのまま使用しても問題ないようになっていますが、環境によって表示位置がズレる場合や不要な情報を非表示にする際にはパラメーターを変更して使ってください。 GapLabelCorner:ギャップラベル(pips)の表示位置です。Cornerに設定する値は以下のような意味があります。 左上表示=0、右上表示=1、左下表示=2、右下表示=3 GapLabelX:ラベル表示位置(X軸) GapLabelY:ラベル表示位置(Y軸) GapLabelColor:ラベル表示色(Noneを選択するとラベルが非表示となります) GapLineColor:ギャップラインの色(Noneを選択すると非表示) GapLineWidth:ラインの幅(既定値2 太すぎると感じる場合は1にしてください) HighLineColor:高値を示すラインの色(Noneを選択すると非表示) LowLineColor:安値を示すラインの色(Noneを選択すると非表示) UseMTFMacdSignal:MACDシグナルの表示/非表示(falseにすると非表示) MacdColor:MACDシグナル表示位置。設定値の意味はGapLabelCornerと同様 MacdTitleX:MACDタイトル(M5 M15 M30…)の表示位置(X軸) MacdTitleY:MACDタイトル(M5 M15 M30…)の表示位置(Y軸) MacdSignalX:MACDシグナル(ハンドサイン)の表示位置(X軸) MacdSignalY:MACDシグナル(ハンドサイン)の表示位置 MacdSignalWidth:MACDシグナルの幅(ハンドサイン1つ分の幅) これらの値を変更することで、かなり融通が利くようになったかと思いますが、それでも足りない場合にはソースコードを変更してください(笑)

GapCheckインジケーターのダウンロード

GapCheck.mq4 ※右クリック→ファイルに保存とかやってください。 ※最近ダウンロードした人はキャッシュが残っていて古いファイルがダウンロードされるかもしれません。その場合にはキャッシュをクリアしてからダウンロードしてみてください。(パラメーターが全然違うので新しいか古いかはすぐに判断できます。古いものはパラメーターが1つしかありません) 以上です。

その他開発ツール等

開発ラボ」に開発したツールの一覧があります。 ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

コメント

  1. saru999 より:

    インジケーターをダウンロードさせていただきました。
    ありがとうございました。

    • emija より:

      コメントありがとうございます。

      お役に立てれば幸いですっ☆

      よろしくお願いします。

  2. […] […]

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