1日1円程度動く?各通貨ペアの1日の値動きはどのくらいになるのか?

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各通貨ペアの1日の値幅

2010年1月4日~2011年1月21日の約1年の値動き(高値-安値)の平均はどのくらいなのか調べました。

トラリピ」で使用するための調査ですが、ボラティリティが大きいということは短期トレードでも使いやすいということになりますので、短期トレードを行う際の通貨ペアの選択にも使えると思います。

<2010年1月4日~2011年1月21日 1日の最安値と最高値の差>

米ドル/円 0.86円
ポンド/円 1.79円
加ドル/円 1.31円
NZドル/円 1.06円
豪ドル/円 1.31円
フラン/円 1.06円
ユーロ/円 1.57円

これにはギリシャショックによる下落も入っていて・・・
特に2010/5/7の下落幅が異常です!

米ドル/円 5.31円
ポンド/円 9.8円
加ドル/円 7.97円
NZドル/円 5.21円
豪ドル/円 7.06円
フラン/円 5.44円
ユーロ/円 8.16円

ポジションによっては一発で死亡ですね・・・

去年の4~6月の値動きが異常で、平均を引き上げてると思われるので外してみました。

2010年1月4日~2011年1月21日 1日の最安値と最高値の差 (2010年4月~6月除外)
米ドル/円 0.82円
ポンド/円 1.6円
加ドル/円 1.14円
NZドル/円 0.95円
豪ドル/円 1.14円
フラン/円 0.95円
ユーロ/円 1.14円

ギリシャショックによる急落を加味しなかったとしても1日平均で米ドルなら0.8円程度なんですね。

「どの値幅が最も多いのか」も調べました。

米ドル/円


0.4~1.0円が最も多くなっています。

だいたい0.5円~1円くらいと考えて良さそうです。値幅は小さめですので短期トレードでは使いづらいかも知れません。

ポンド/円

値動きが激しいイメージがあるポンド円。

結構バラけていますが、1.1~1.4円が最も多いようで、他の通貨ペアと比べても大きめになっています。

短期トレーダーに人気というのもうなずけますね。

加ドル/円

0.5~1.5円が多く、そこそこ値動きがありました。

NZドル/円

極端な結果がでたのはこのNZドル。
0.5~1.1に集中しています。堅調な動きになりやすい、ということでしょうか。

短期トレードでは他の通貨ペアを使うほうが良い結果になりそうです。

豪ドル/円


NZドルと同じ資源通貨であり、同一方向に動きやすい豪ドルですが値幅はNZドルとは対照的に不安定。
0.4~1.5に広く分布、大きな値動きする事も少なくないようです。

こちらも短期トレードに使いやすいと思います。

スイスフラン/円


0.4~1.2が多いですね。特に0.6~1.0円に。

ドル円同様、短期トレードには使いづらそうです。

ユーロ/円


0.5円以下の値動きがなく、0.6以上に幅広く分布しています。

これもポンド円同様、短期トレードに使いやすいのではないでしょうか。

まとめ

  • ドル円は平均0.8円程度動く。
  • クロス円は平均1円~1.2円程度。ポンド円のみ1.6円動く。
  • ドル円は0.4円~1円程度の値幅で動くことが多い
  • ポンド円は大きく動くことが多い
  • ユーロ円、豪ドル円、加ドル円もそこそこ動く

値幅を参考にしてトラリピのトラップ幅の参考に。または、短期トレードの際に良く動く通貨ペア選択の参考にもなると思います。

トラリピについては以下の記事にて詳細に検証していますので、よろしければこちらもご覧ください。(当記事よりもずっと新しい記事です!)

トラリピ(トラップリピートイフダン)の有効性と効果的な戦略の考察

ドル円のみですが、どの程度の損切り・利食いが良いか、トラップの幅やトラップの数による利益の増減なども検証しています。

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