【MT4比較】手数料0で最狭スプレッドのFXCCと無料VPSのミルトンマーケッツ

MetaTrader4スプレッド比較 FX検証記事
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MT4口座スプレッド比較

MT4ブローカーのスプレッド比較

前回はTradeViewというブローカーの手数料がAxioryよりも安く、スプレッドも狭いという情報をお届けしましたが、今回はWildCatSniperのトレード結果でも紹介しているFXCC XL口座ミルトンマーケッツ プレミアム口座について調査いたしました。

FXCCのXL口座については手数料がかからない(※)ため、スプレッドは広めなのではないかと思っていたのですが‥まったく違いました!

スプレッドも非常に狭く、特にEURUSDやUSDJPYに関しては文句なしで最狭です。

※10000ドル以上の証拠金を預けている場合には手数料がかかります。ちなみに10000ドル以下であればスワップもありません。WildCatSniperが好成績なのは、スワップがないことにも関係があると思います。

それでは実際のスプレッドを比較してみましょう。

スプレッド比較表

【前回からの変更点】XM ZeroとTitan FX Bladeを削除し、FXCC XL口座ミルトンマーケッツ プレミアム(PR)口座を追加しました。

表の数値には手数料も含まれています(手数料をスプレッドに換算しています)

Axiory NanoSpread TradeView ILC FXCC XL Milton PR
AUDNZD 2.2(0.8) 1.5(0.6) 1.5(0.4) 2.6(1.6)
AUDUSD 1.2(0.6) 0.6(0.5) 0.7(0.4) 1.4(1.0)
EURAUD 1.6(0.6) 0.9(0.5) 1.3(0.4) 1.7(1.0)
EURCHF 1.3(0.6) 0.9(0.5) 1.0(0.6) 1.6(1.2)
EURGBP 1.2(0.6) 0.7(0.5) 1.2(0.6) 1.4(1.1)
EURJPY 1.2(0.7) 0.8(0.6) 0.9(0.6) 1.5(1.1)
EURUSD 0.8(0.6) 0.6(0.5) 0.4(0.2) 1.2(1.0)
GBPJPY 1.8(0.7) 1.2(0.6) 1.6(0.5) 1.9(1.0)
GBPUSD 1.2(0.6) 0.8(0.5) 0.9(0.4) 1.5(1.0)
NZDUSD 1.5(0.6) 0.8(0.5) 0.8(0.4) 1.4(1.0)
USDCAD 1.4(0.6) 0.8(0.5) 0.8(0.4) 1.4(1.0)
USDCHF 1.3(0.6) 0.9(0.5) 0.8(0.4) 1.5(1.2)
USDJPY 1.1(0.7) 0.7(0.6) 0.4(0.2) 1.1(0.9)
Axiory:NanoSpread(手数料6USD)
TradeView:ILC(手数料5USD)
Miltron:PR(手数料0.8pips)
※上記手数料は往復1Lot
※数字は平均値(カッコ内は最小値)
※赤字が最も狭い平均スプレッドを提示した業者
(同値の場合は最小スプレッドが狭い方)
※口座はすべてライブ口座
※同期間を比較した表ではありません。

FXCC XL口座のスプレッド

ご覧のとおり、EURUSDとUSDJPYは平均で0.4pips、最小値では0.2pipsとなっておりダントツで「最狭」です。

実際にScalTradeAssistProのスプレッド欄を見ていると0.3pips~0.4pipsが多いです。(私が見ているのは夕方から夜0時頃までです)

ScalTradeAssistPro

スリッページも少ないようです。

EURUSDやUSDJPYを使うのであれば間違いなく、かなり使える優良ブローカーだと思います。

(超低スプレッドでのみ稼げるEAを作って、動かしてみたいです!(笑))

FXCCの注意点

とても良いブローカーなのですが、一点だけ・・・追証ありでゼロカットがありません。

つまり、相場の急変動で大きな損失が発生した場合に借金となる恐れがあります。

少額であれば、わざわざ海外まで取り立てにくるとは思えませんが‥大金であれば督促してくる可能性があります。

証拠金が50%を切った場合には強制的にクローズされるため、借金になることは滅多に無いと思いますが、スイスフランの件(いわゆるスイスショック)もありますので大きなポジションを持ったまま放置するようなことは避けた方が良いと思います。

ミルトンマーケッツ プレミアム口座

FXCCの話ばかりしていましたが、今回はミルトンマーケッツも調査しています。

プレミアム口座はスプレッドが狭いものの、手数料が片道0.4pips(往復0.8pips)となっているため、他のブローカーと比較すると見劣りしてしまいます。

それでも、スタンダード口座は1.5pips~となっているので、プレミアム口座の方が総合的な取引手数料は安く済みますし、Axioryナノスプレッド口座とそれほど差は無いので「手数料が滅茶苦茶高い」というほどではありません。

ミルトンマーケッツのメリット

ボーナス

まず挙げられるのはボーナスです。今(2017年6月1日~6月30日)は15%ボーナスをやっていました。

このボーナスは証拠金が増えるだけでなく、条件をクリアすれば出金することも可能です。

実は、以前のボーナスはもっとすごかったのです。条件によっては100%というのもありました。恐らく立ち上げ当時はお客さんが欲しかったのだと思います。しかし、これのせいか詐欺業者ではないかという疑いをかけられたようです‥。

無料VPS

私はミルトンマーケッツで一番気に入っているのがこれ、無料VPSです。

月に合計1.0ロットのトレードが必要ですが、この程度であれば簡単にクリアできると思います。(後、証拠金5万円を新規で入金する必要があります)

ちなみに口座毎に1つ借りられるので口座を複数作って複数のVPSを借りることが可能です。私は2つ借りています。(これで合計5つVPS持っています(笑))

損しない程度に稼いでくれるEAを動かしてVPSを借り、他のブローカーのMT4もインストールして本命はそちら・・というのも良いと思います。

ミルトンマーケッツはもちろん、FXCCとのレイテンシ(応答速度)も非常に良いので私はミルトンマーケッツで借りたVPSにFXCCのMT4を中心にインストールしています。(ミルトンマーケッツの方は1台に1つインストールしているだけです)

VPSを借りるためだけにミルトンマーケッツに口座を持つ・・というのも「あり」なのではないでしょうか(本格的にトレードで使われるのであれば、他のブローカー‥TradeViewFXCCAxioryが良いのではないかと思います‥。)

スプレッド調査に使用したソフト

調査に使用したソフトは、自作ツール「SpreadLogger」「SpreadLoggerAnalyzer」です。

MT4でブローカーのスプレッドを調べる「SpreadLogger1.1.0」「SpreadLoggerAnalyzer 1.1.0」リリースのお知らせ(フリーソフト)

その他にも、いろいろなソフトを作って公開・販売しております。

ご興味のある方はメニューの「開発製品一覧」を御覧ください。

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